【Way of the Hunter】偉大なる祖父の教え

こんにちは、K.K.です。
最近大ハマりしているWay of the Hunterですが、お話がよく練られていてただ動物を仕留めるだけのゲームではないなと思ったので書きます。

学びたくなる構造

アンリアルエンジン5、開発がここまでシミュレートしてますとゲーム内テキスト(百科事典の項)で書いてくれているので、ワシは思ったんです。
「主人公リバー君のお祖父さんが語る倫理はいったん置いておくとして、何メートルからなら狙撃出来るんだ?物理エンジンが強みのアンリアルなら現実の資料が使えないか?」とね。
そんで書籍やライフルの弾道学(日本語は貴重)と昔習った古典力学、熱力学の教科書を引っ張り出しつつ、ゲーム内資料と格闘しながらいろいろ考えてスプレッドシートに数値を投げて、とやっているとですね、ふと気づいたんですよ。

「お祖父ちゃんの教え(狩猟倫理と忍び猟の技術)を守ってるとライフルで狩る限り、算数使った物理学的なことは考えなくていい」

祖父ちゃん偉大だなーと思いました。あとこのゲームも。
弾道学ってそれだけで本何冊も書けるくらい深い話ですし、三角関数だのなんだの結構面倒なんですね。
でも「獲物に敬意を払って苦しませず、確実に狩るには?」を突き詰めたお祖父ちゃんたちがたどり着いた「倫理」先には
「物理学知らなくてもなんとかなるわ」という副産物がありました、という話です。特に銃口エネルギー≒着弾エネルギーとなるのはありがたい話です。使うべきライフルがしっかりと選べます。

ゲームの外で弾道学や狩猟の本を読みあさって

外部の資料読んで気づいたのはいくつかあります。

銃選びの基準

ざっくり100kgの獲物には1000Jのエネルギーが必要と覚えておくとよいでしょう。(参考:銃大全 かのよしのり著、978-4815623746)
ちょっとソースが怪しいですので本当に気になる人は現役ハンターに聞いてみるといいんじゃないかな。
お祖父ちゃんの教えを守れば銃口エネルギー=命中時運動エネルギーです。
今日は大物を仕留めるからTier6でもいちばん強力なやつが要る、とか基本肉食獣だけどシカもいたら仕留めたいから祖父のライフル使うか??とか。

鳥にはTier2のライフルがぴったり

前項を参考にするとこの結論にたどり着きます。
ゲーム内ではキジを70m以上の距離で仕留めろもあります。キジサイズならステア―22で撃つと簡単に達成し、なおかつきれいに仕留められます。マガモ、ヒメハクガンには少しエネルギーが大きいため、肉の量を0.1gでも多くしたい方はソフトポイントの弾を買うとよいでしょう。

また飛んでない鳥を撃つのはフェアじゃないから飛んでるコスズガモを落とせ、というクエストがあります。
ちなみに居鳥を散弾で撃つのは日本でも割とマナー違反とされているようです。(散弾が木に銃弾がめり込んで傷んだり、すごく細かい話をすると重金属汚染の原因になる)
飛んでない鳥はエアライフルを使うのかな??エアライフルも北海道だけ?
今度禁止になるんだっけ??

Tier6のライフルでもヘラジカは危険

デカい雄の場合筋肉を抜けない可能性があります。アメリカクロクマより体重あるとか化け物か。二の矢は必ず準備しましょう。弓だと肋骨で止まって反撃されるとかザラ。Tier5のライフルでもおそらく骨に止められます。
ヘラジカがこんなに喧嘩早い生き物だとは知りませんでした。