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【Way of the Hunter】 攻略記事2:銃の選び方とゲーム内の弾道学

こんにちは、K.K.です。
このゲームにおける銃の選び方が個人的に見えたのでまとめておきます。

大は小を兼ねない

ステア―カーボンCLIIでアカギツネとかを撃ってしまうと全く肉が取れません。(グラフィックでは綺麗な死骸でも、おそらく粉々になっている演出)
よって獲物によって適切な銃を選ぶ必要があります。

ざっくりとした選び方

狩猟Tierがあっていれば大丈夫です。

Tierが異なる銃しか携行してない!!

基本あきらめましょう。流し猟推奨なのも基本的にこれの防止の観点からです。

Tier6の銃でTier4の動物を撃つのは上でも書いた通りやめた方がいいです。Tier4の銃でTier6の動物を仕留めることはやってやれなくはありませんが非推奨。筋肉や骨を貫通せず、内臓にダメージが与えられないということが頻発します。こうなると凶暴な動物(クマやヘラジカ、場合によってはワピチも)だと反撃をしてくる可能性があります。反撃をもらうと拠点まで戻された上で、回収していない獲物は没収となるので数10分が水泡に帰します。

お祖父ちゃんライフルでヘラジカやワピチを仕留めたい?骨の間を抜くか頸椎を砕くしかありません。頸椎を砕くとトロフィーにならないんじゃないかな?(お肉はたんまり取れる)

もうちょっとこだわった選び方

百科事典の推奨着弾エネルギー≒銃口エネルギーです。
これを掘ると同じTierの銃の中でも使い分ける理由が出てきます。
銃口エネルギーが推奨着弾エネルギーより大幅に低い銃は殺傷力にが足りないため何発も撃ち込んだり、上記にも書きましたが反撃をもらったりします。
大幅に上回っていると肉が取れませんので一部の仕事に支障をきたします。

ソフトポイントとホローポイント

ソフトポイントは貫通力が(比較的)高く、ホローポイントは貫通力が低い代わりに内蔵をズタズタに引き裂きやすいくらいの認識で十分だと思います。
ゲーム内だと弾が貫通して二次被害とか考えなくてもいいと思うので。

で、どっちがいいの?

アメリカクロクマにはソフトポイント、ヘラジカにはホローポイントを使ってます。ステア―カーボンCLIIはエネルギーは十分ですがホローポイントが基本のため、熊の筋肉を抜ける気がせず、レミントン673ガイドライフルを使っています。ステアーカーボンでも遭遇しちゃったら撃ちますけど、だいたい二の矢、三の矢が必要で遮蔽物が近くにないと撃ちたくありません。

ゲーム内弾道学

風の影響(横風)

射撃距離が1000mを超えたり風速100m/sで横風であるとかを超えてから考えればいいと思います。

コリオリ力の影響

射撃距離が1000mを超えたら考えた方がいいですが、ネズバース渓谷で1000m超の射撃ができるポイントはあまりないです。

エネルギー減衰(空気抵抗や風の影響による弾丸の減速)

射撃距離200m前後まではほぼないことを確認(10m/s、向かい風)
つまり銃口エネルギー=着弾時運動エネルギー
ちなみに獲物を仕留めた後、エネルギー減衰のグラフが表示されますので、それを見ています。高低差に関しては重力の影響の項へ。

射撃距離1000mのせかい

自己満足以外の何物でもないので止めましょう。急所を一発で抜けたとしても獲物の回収が大変です。一応スコープは対応していますが……。
CODとかスナイパーエリートをやればいいんじゃないかな??

重力の影響

ドロップ(弾タレ)

これは200m超の射撃を実施する場合考える必要があります。レミントン7600以外の銃では200mも飛ぶとだいぶドロップがきつくなります。ゼロインを200mにして220m先のシカの心臓を狙うのはかなり大変だと思います。
肺ならまあなんとか??100mゼロインで120mの射撃を実施ならばたいしたことはないのですが……。
レミントン7600で使う銃弾は200m先までほぼドロップしないのでシカがこちらの足音に気づく範囲の外から射撃が可能です。なのでTier5の銃では頭ひとつ抜けて強いです。M1903でどうしても狩猟したいんじゃ、というこだわりでもなければTier5の銃は7600でいいと思います。オオカミを撃つにはちょっとでかいですけどね。

運動エネルギー減衰(上方向に撃った時の弾丸の減速)

重力による運動エネルギー減衰は、考えなくていいです。
.243Winのソフトポイント弾でWikipedia記載のパラメータを放り込んで300m、地球の重力に逆らう方向に飛んで行ったとして計算してみると位置エネルギーは約18J、銃口エネルギーが2500J程度ですから、まぁエネルギーどうこうよりきちっと急所に当てられるかを考えた方が建設的でしょうね。

弓もTierが1~5までと1~6までに分かれますが、Tire6対応の弓を使いましょう。Tier5までの弓だと骨で止められます。リカーブボウでの狩りにこだわる場合、正確に急所を抜かないとミュールジカ相手でも危険です。カッコいいですけどね、リカーブボウ。
またTier6の矢でキジをうってもショットガンを使った時と肉を売った時の値段が大して変わらないため、値段が高いTierの低い矢をわざわざ買う必要はないと思います。
まぁそんなことよりどうやって獲物の30~40m以内に近づくか考える方が大変です。

動物を即死させられる部位

  1. 心臓

  2. 背骨(折れれば)

  3. 頭蓋骨(トロフィー不可)

  4. 肝臓?(肺と2部位かも)

頸椎は撃てたことがありません。

おまけ:250m以内の小銃射撃

某ツイッチの日本語ペラペラ韓国人配信者の方が250m以内であれば小銃射撃においてスコープ不用と言ってましたが、これはかなり腕がいいと思います。
ただし人体のどこかにあたればいいのか、250m以内であれば人体の特定部位を打ち抜けるのかで狩猟における評価はだいぶ変わります。多分100%ヘッショだと思います。北海道のハンターさんたちそうらしいし…。(撃つのはシカの頸椎とかヒグマ)

おまけ2:フルメタルジャケットってないの?

ゲームでは実装されていませんが、映画で有名になった弾丸ですね。FMJは貫通力が高すぎて狩猟には不向きです。FMJは基本的に戦場で敵の兵士にケガをさせるための弾です。対人の弾丸は威力が低くなるように日々改善されています。敵兵は殺してしまうより負傷兵を増やす方が合理的なので。
狩猟では高すぎる貫通力故の殺傷力の低さや事故(貫通した弾が跳弾して仲間の猟師や自分にあたるとか)、が怖いので基本的に使いません。
ちなみに人がいる町中で撃つことが前提の警察もFMJでなくホローポイントやソフトポイントとホローポイントの中間にある貫通力の低い弾を使いますし、なんなら火薬を少なめにした弱装弾(マグナムの逆)を使ったりします。これも貫通して制圧すべき人間以外にあたることや跳弾による被害を防止するためになります。警察が使う銃弾も殺すことより無抵抗にすることを優先ですが、周りの安全にも配慮して……とこれまた大変です。