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金銭以外の報酬に着目しよう

こんちは、かわこうです。
最近の晴さんのVoicyから話題をお借します。

このお話では、リスナーさんから、
ボランティアなどを無報酬でやっていたらやる気が持続するのに、報酬をもらいだすとやる気が低下してしまう」
という質問を受けていて、それに対する回答をしています。

無報酬で始めたときは、純粋に内発的モチベーションで行動していたけど、報酬が発生するようになると、その活動が、報酬を受け取るための手段に変わってしまった、つまり外発的モチベーションに変わってしまったんだろうというお話です。

この話の中でも出てきますが、晴さんの著書「40歳の壁をスルッと越える人生戦略」で、金銭だけではない報酬の種類についてのお話があります。

この本の中では、5つの報酬が紹介されています。

・精神的報酬…楽しさ・喜びを感じる
・技能的報酬…能力・スキル・経験が増える
・金銭的報酬…給与やボーナス、福利厚生など
・信頼的報酬…社会的信用、人物評価が上がる
・貢献的報酬…メンバーや仲間の育成に関わる

出典:「40歳の壁」をスルッと越える人生戦略

僕は最近、ボランティア、特にプロボノとして活動をしたいと考えています。

この背景には、おそらく無意識に本業の仕事で得られない報酬を得たいという動機が働いているんだと思います。
本業においてまず最も大きいものは金銭的報酬です。
これがないと自分の生活も子育ても趣味も何も成り立たないので、最も重要なものです。
まずこれの重要度が大きいと、その他の報酬を獲得しようという動機が相対的に低くなってしまうようですね。

信頼的報酬については、この職業に就いているということで、社会からの信用を得られていそうです。

その他の精神的、技能的、貢献的報酬については、少なからず得ているのは間違いないですが、金銭的報酬の存在感が大きすぎて、あえてこれらを積極的に得ようとしているかというと、少し意識が低い気がします。

一方のボランティア、プロボノについて。
まず金銭的報酬が基本的にありません。なので、その他の報酬がなければ参加する動機が生まれないと思います。
おそらくその他4つの報酬を期待しているんだと思います。

◯精神的報酬
NPO法人の方、他のプロボノワーカーの人達と一緒に活動することで、活動の楽しさ、繋がることができた喜びを感じられそう。

◯技能的報酬
普段の業務とは異分野のものについて、普段のやり方とは違う形で活動をするので、新たなスキル・能力が身につきそう。

◯信頼的報酬
プロボノの実績を得て、次のプロボノ活動や違う活動の際、もしくは本業においても信頼が高まりそう。

◯貢献的報酬
プロボノでの支援先のNPOの方々やプロジェクトメンバーに対して、自分の持っている知識・スキルで貢献ができそう。

こういった感じで金銭的報酬以外の部分の報酬を期待しているんだと思います。
20代ぐらいの以前は、働いてどれだけ金銭的報酬を得ることができるかということしか頭になかった気がしますが、近年はこういった違う報酬を得たいという傾向に自分があると感じます。

note執筆も今のところ何も金銭的報酬は発生していませんが、文章力が上がるという技能的報酬、執筆を継続しているという信頼的報酬、世の中の困っている人に届いてほしいという貢献的報酬を得ているんだろうなあと思います。

この、金銭的報酬以外の報酬への着目、意識していきたいと思います。

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