見出し画像

人間として仕事をする・人間を生きる

こんちは、かわこうです。
ここ数ヶ月ChatGPTが話題です。
生成系AIの広がりにより、もうシンギュラってじゃね?って話も聞きます。
シンギュラリティとは、AIが人間の能力を超えた世界ということで、2040年ぐらいに来ると言われていたものです。

これに伴って、AIに奪われる仕事・奪われない仕事という議論が盛んです。
僕も先日記事を書きました。

安定志向の公務員にとっては、基本的に焦る必要ないんじゃない?って僕は思っているというのが結論です。
ただ、公務員の雇用が奪われることはないけど、機械的な仕事を得意としている人は、実質的には仕事に行き詰まるんじゃないかとは思います。
中にはいますよね。クリエイティブなことよりは、例えば数字チェックが得意でそこに自信を持っている人とか、法制的なチェックが好きでそれを強みと感じている人とか。
今はこのあたりは人間がやってますが、こういう決まりきったルールの中でのチェック機能なんかは、さっさとAIがやってほしいです。その方が一瞬でチェックしてもらえるし、ヒューマンエラーも起きません。
MicrosoftもofficeソフトでAIを搭載するらしいので、このあたりはもう近い将来来るでしょう。

実は僕はここ1年3ヶ月ほど、補助金業務をメインの業務としておりまして、決まった要綱に合わせて処理する事務があったので、結構苦労していました。
そんなところ、4月から係が変わるという話がきて、「かわこうさんにはもっとクリエイティブな仕事をお願いした方が良いと思っている」みたいなことで、非常に喜ばしいところです。
2023年度は、少しこのあたりの、クリエイティビティなどの人間としての能力を伸ばす意識を持って仕事に臨みたいなあと思っているところです。

これと少し近いところの話で、コロナ禍の経験から、僕らは人間として生きるというのがどういうことなのかも同時に意識させられていると僕は思っている。
コロナ禍で人間関係が希薄になった人も多いと思う。ある程度のリモートワークの普及は、無駄な時間もストレスも減ったし良かったと思う一方、1人で自宅で作業なんかをしていると、人と人とのコミュニケーションが減って、まさに仕事をする機械のような感覚もある。
web会議も可能だが、おそらくそれは対面でのコミュニケーションで感じ取れていた人間としての何かが削ぎ落とされた上で、PCのカメラ・マイク・ネット環境を通じてコミュニケーションをしているものになっていると思う。
メタバースも割と話題だが、対面コミュニケーションに敵うものにはならないでしょう。

改めてリアルの価値が見直され始めているし、AIの普及と同時にもっと議論されていくんだろうと思います。
確かに、会いたくもない人とのコミュニケーションは別にweb上とかでも良いと思いますが、本当に自分にとって大事な人とは、積極的に対面でコミュニケーションしたいものです。
同じ場を体感して、人間の5感を使いながら、相手の表情、声のトーン、会話のテンポ、いろんなことを全身で感じてコミュニケーションをする。まさにこれが人間としてコミュニケーションをするということ。人間として生きるということだと思います。

新しい技術も取り入れながら、いい感じのバランスで生きていくということがこれから必要なんだと思います。
僕らは「人間」だということを意識していきましょう。

いいなと思ったら応援しよう!