The Life in the United States Episode 2 〜ATプログラム〜
こんにちは、Kiyoです!
閲覧ありがとうございます!
ロックダウンのおかげで、だいぶ自堕落な生活になっていますが、精神的な健康のためにも朝9時にはベッドから出ようと思っています。
僕は夜型です。
朝は機嫌がすこぶる悪い。
さて、今回はアメリカ大学院のプログラムについて、書こうと思います!
1. タイムスケジュール
アメリカの学生の一日は基本8時から始まります。
夜はmasterなら7〜9時スタートの講義もあります。
さて、MSUのスケジュールですが
8am-12pm 講義
1pm-6pm clinical(インターン)
7-9pm 講義(2年目から週2くらいのペースで)
みたいな感じです。
MSUはカリキュラムがしっかりしていたので、朝早くのclinicalで私生活のリズムが崩れたり、勉強に影響が出ることはありませんでした。
他の学校のプログラムは朝5時開始とかもあったみたいで、カリキュラムのクオリティはプログラムによってまちまちなので、その辺はしっかりと在学生に確認した方がいいと思います!
朝の4時間で2教科分の講義をします。
1セメスターの単位数は9単位くらい(週9時間分、clinicalを除いて)だったと思います。
講義が終わるとランチを取って、各自clinicalへ行く流れです。
ランチは家に帰って食べたり、その辺で買ったりと人によってまちまちです。
僕はお金がないので、簡単なお弁当を作って、ATルームのオフィスで食べていました。
他の学年のAT student達もオフィスで食べたりするので、日本食の弁当は毎回みんなが見にきます。
アメリカ人は好き嫌いというか自分の知っている味しか食べたくない人と、なんでもとりあえず口に入れるという2タイプに分かれるんですが、唐揚げはみんな好きみたいです。
あと、豚汁もみんな好きみたいでした!
そんな感じでわいわいランチを済ませ、clinicalです。
始まる時間はまちまちですが1〜2時くらいから始まって、6〜7時くらいに終わることが多いです。
clinicalが終わると、僕は家に帰って、課題や予習・復習をします。
僕は英語を読むのがすごく遅いので、教科書や資料を読むのにすごく時間がかかり深夜1時くらいまではかかっていました。
そして、2時くらいに就寝。翌日8時に講義といったサイクルです。
2. 勉強量
MSUの場合ですが、基本的に1チャプター1週間くらいで終わります。
それが2〜3教科分あります。
教科書のページ数にすると1教科70〜120pくらいになります。
つまり、3日おきにそのくらいの量の予習が必要になります。(余程英語力に自信がない限り。)なぜなら、予習しないと何言ってるかわからないからです。
質問も出来ません。
お金を払って学んでいるのに、疑問を解決できないというのはマイナスでしかありません。
予習復習は必要かと言われると、ATCを取るだけならここまでする必要はないとは思います。
課題をやって講義についていくだけで、ATCにはなれます。
そういうプログラムを提供しなければ、プログラムを存続することは出来ないという厳しい決まりがあるからです。
しかしわざわざ勉強しに行ってるのにそれしかやらないのはもったいないと思います。
3. 教育クオリティ
以前にも書きましたが、MSUのATプログラムはアメリカトップだと思っています。
なぜなら、EBMをベースとする教授陣、現場レベルで必要な事を教えてくれるATCが上手く連携している、さらにD1トップレベルとD2トップレベルのAthleticsがあるからです。
また上記した通り、clinicalが余計な負担になることなく、他のプログラムと比べても十分な時間数を行うことができます。
なので、MSUの卒業生は1年目から自信を持って現場で活躍する事ができると考えています。
僕もそうでした。
英語は完璧に話せないかもしれないけど、今まで学んだことと経験したことを合わせればなんとかできるというメンタリティが植え付けられているからです。
もちろん、それまで沢山学んだ積み重ねがあるからです。僕だけでなく他の同期も同様です。
4. Clinical
昔はATCの試験を受けるために、最低これくらいの時間数は現場実習しなさいねっていう制度がありました。
今はその制度は撤廃されています。
しかし、どのプログラムもなんとなく1200時間はこなすように作られています。
ちなみにJSPO-ATは180時間。
この時点で経験は7倍くらいの差があります。
ちなみに、1200時間というのはミニマムなだけで、僕らは1800時間くらいやりました。
なので、ATCになったスタートラインの段階でJSPO-ATとは比べ物にならないくらいの経験値の差があります。
こういったところも、ATCの方が優れていると思われがちな点だと思います。
Clinical siteはフットボールと高校は必ず行きます。その他は希望する場所や教授が割り振るといった感じで、プログラムによってまちまちだと思います。
僕のclinical siteは陸上、高校(秋後半〜春前半のスポーツ)、野球、女子サッカー、フットボール、ホッケー、整形外科、NFL Minnesota Vikingsです。
MSUのプログラムは15週単位でclinical siteが変わります。
MSUのホッケーはD1で、レベルの高い方なので希望を出してインシーズン中に行かせてもらいました。
またフットボールも野球も毎年プロが出るくらいのD2トップレベルなので、色々な経験ができました。
clinicalの体験は一つ一つ書くと長くなるので、また次回書きたいと思います。
まとめ
プログラムのスケジュールは大学院によって本当にバラバラなので、その辺りはよく調べて自分のリズムに合いそうなところを選んだ方がいいと思いますので、ATC留学を考えている人は参考にしてみてください。
とにかく、Minnesota State University MankatoのATプログラムはめちゃめちゃいいよってことが伝われば幸いです。笑
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
BOC-ATC(certified athletic trainer)、柔道整復師、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、英語学習、アメリカ留学、アメリカ就職などなど、僕にお手伝いできることがあれば、どしどしご相談ください。
あと、感想ありましたら、よろしくお願いします。
Everything is going to be fine.
Kiyo
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