The Life in the United States Episode Episode 4.3 〜NFL インターン〜
こんにちは、Kiyoです。
閲覧ありがとうございます。
仕事が順調で久々の投稿になってしまいました。
最近、なかなかクレイジーなおじさんと知り合いになりました。
おじさんは、名のある企業でそこそこいった人で、妻子がありながら辞めて一念発起した人です。
なんとなくだけど、自分の20年後はこんな感じなのかもしれないと感じました。
まともを装えるような能力はあって困らないかもしれないと思う今日この頃です。
これからも困ることでしょう。
そんな訳で今日はMSU学生時代のインターンについて書いていきたいと思いす。
前回、書いたように、実はNFLでちょろっとインターンをしました。
今回はそのことについて書いていこうと思います。
1. NFL Vikings
僕のインターンをしたチームはNFLのVikingsというミネソタのチームでMSUのグラウンドをsummer campで昔から使用していたという背景から、MSUのATプログラムからは毎年1枠、summer campに参加する事が出来ます。(今はもうMSUのフィールドは使っていません。恐らくインターン枠は継続されてるはずです。自分で確認してください。)
これは、resumeやらletter of interestやらをちゃんと書いて、学内/Vikings側で選考があります。
ちなみに、僕は落ちました。
なのに、なぜ僕がインターンできたかというと、summer campとは別にOTAというセッションがあり、それに参加することができました。
OTAとは、summer campの数ヶ月前から、チームをルーキー、若手、中堅、サブ、メインのようにグループ分けをして、木曜日くらいから日曜日まで集中的にトレーニングセッションを行うというものです。
Vikings以外そういう形を取っているかは知りませんが。
僕はそれには参加する事が出来ました。
2. Summer camp intern•OTAの違い
ここでは、Vikingsのっていう前提で書きます。
なので、他のブログやらTwitterやらで見たけど、言ってる事違うよとかは知りません。
まず明らかに違うのは期間です。
Summer campはだいたい2ヶ月弱、OTAは4日間(1クール)x 選手が参加した週です。
やることは特に変わりません。
学生ごときが、身体に触れる事はありません。
じゃあ何するの?というと、ATCの雑用です。
具体的に言うと、テープの補充、nutrition stationの補充、練習の時の水の準備、選手の口に水をあげる、水の補充などなどスーパー雑用です。
これはsummer campでも変わりません。
だけどsummer campを経験した方が、job huntingでは有利になります。
この辺、僕は理解ができません。
ATCとしてなにもやっていない、経験していることは同じでそれをどれだけ反復しているかだけの違いなのに、圧倒的な差があります。
アメリカにもネームバリューというか、そういうのはあるんだなと思いました。
くだらない。
3. スケジュール
さて、OTAのスケジュールはどんなかというと、朝7時半くらいから夕方6〜7時くらいまでのタイムスケジュールでした。
宿泊施設とかは用意して貰えないので、毎朝自分たちで施設まで行きます。
幸運なことに、同期の人の家がそこから近く、そこの家族が来ていいよと言ってくれたので、そこにstayさせてもらいました。同期はその家にいないのに。
そんなんで、朝7時半くらいに行きます。
まず、nutrition stationの補充をします。protein drinkやらGatoradeやら水やらを倉庫から運んで冷蔵庫に入れる、ほぼコンビニのバイトとやってることは変わりません。
そのあとカフェテリアで朝食をサクッと済ませ、選手達がトリートメントに来るので、その見学です。だいたい2時間くらい。
それからランチまでは少し余裕が出来るので何となくの自由時間です。
この時間、みんなはスマホいじったり施設を見学しに行ったりと好き好きやっていました。
僕は1日に1人ずつ手の空いているATCとお話をしていました。
それからランチを済ませて、練習の準備をします。
水やスパインボード、medical kitなどをフィールドにセットします。
練習が始まれば、両手にウォーターボトルを持ち、水を選手に配り、何かあればその要望に応えます。
聞こえは悪いですが、本当にただの雑用です。
練習が終わるとここからはアイスバッグを作るマシーンになります。
片付けとアイスバッグの二手に分かれ、それぞれ仕事をこなします。
それが終わると、1日終了です。
特にATCということはしていません。
強いて言えば、ATCが何をしているかを見ているくらいです。
4. NFLの施設
著作権や肖像権やら難しいことがあり写真が載せられないのですが、まあお金のかかている練習施設です。
まずはATルームは小学校とかの教室の1.5倍くらいの広さです。基本的に全ての器具があります。
それとは別にゴールドジムの1フロア分くらいのウェイトルームがあります。
さらにPTルームもありケガやらリハビリやらトレーニングをするならここで全てのことが済みます。
また、シャワールームには髭剃りやシェービングジェル、綿棒、コームなどホテルのアメニティ的なものが全て大量に置いてあるので使いたい放題です。
廊下には至る所に冷蔵庫があります。この中には水、プロテインドリンク、ビタミンウォーターなどアスリートに必要な全てのドリンクが常備されています。
カフェテリアは一流ホテルの様な感じで、ライブクッキングスペースや好きにスムージーやらが作れるステーションがあります。
また提供されている全ての料理に栄養成分表示がされています。
練習グラウンドは3面あり、室内練習場が一つあります。
5. NFLインターンの魅力
僕が感じたNFLインターンの魅力は2つです。
1つ目はresumeがとてもパワーアップします。
NFLの一言があるだけでだいぶ違います。
なので、アメリカでATCとして働きたいと思っている人にはとても魅力的なポジションだと思います。
2つ目は世界のトップのプロスポーツチームのATCが何をしているか、トッププレイヤーの環境が見れるという点です。
どういう事をやっているのかを実際に見て知れるのは大きい経験かと思います。
ただ絶対にやる必要あるかと言われると、もっと有意義な事もあるよねって思うのが持論です。
まとめ
NFLでインターン出来たのはすごくいい経験になりました。
というのも、僕はプロでやりたいと思わないということがわかったからです。
プロでやる事が1番すごいというわけではないなという事がわかったのは僕の中で衝撃的かつ視野を広げさせられた瞬間でした。
なのに、今はプロというか国代表を見ているので人生わからないなという感じですが。笑
何事も経験したみないとわからないので、やるに越した事は無いですが、周りが凄いと評価する物事に固執する必要は全くなくて、自分で目的を持って出来る・やりたいことをやった方がよっぽど有意義だよっていうのを伝えられたら嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
BOC-ATC(certified athletic trainer)、柔道整復師、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、英語学習、アメリカ留学、アメリカ就職などなど、僕にお手伝いできることがあれば、どしどしご相談ください。
あと、感想ありましたら、よろしくお願いします。
Everything is going to be fine.
Kiyo