経済動物について

経済動物(産業動物)について

経済動物(産業動物)=以下、経済動物 と聞いて皆さんは何を想像しますか。
わかりやすく経済動物というと牛や豚、鶏やミツバチなど我々人類に食料を供給するための動物たちや羊やアヒルなどの毛皮などを供給してくれる動物、馬やラクダなどの運搬に使われたりレースに使われたりする動物など経済動物たちはとても多く存在しています。

経済動物たちは世界中に様々な種類がいて今現在も様々な経済動物の恩恵を受けて我々人類の生活は豊かに保たれています。では経済動物たちは搾取され消費され続けるためだけの命なのでしょうか。
 

人間の視点


まずは人間の観点から考えてみましょう。人間は雑食です。植物も動物(魚や虫なども含む)も食べますし菌類も食べます。これは動物の中では稀な方だと思います。食物連鎖のほぼ全てに属し(すべてを食べるという意味で)、かつ敵がほぼいないその特性を人間は最大限に活かし、種の繁栄を続けてきました。その代わり人間は色々な栄養素を取らなければなりません。更に人間は寒さや暑さにもあまり強くないのにも関わらず毛や厚い皮がないので動物の毛や皮が必要です。そしてさらなる種の繁栄には安定的かつ大量の食料や毛皮が必要です。そこで人間は動物の繁殖を手伝って動物の数を増やします。いわゆる家畜です。家畜は植物を食べます。それ用の植物(穀物や干し草)も育て繁栄させました。次に人間は家畜が食べる大量の植物を家畜の元まで運ばなくてはなりませんそこで馬やラクダを大量に使います。こうして人間は多くの動植物を育て、生きる糧にしています。

動植物視点

では動植物の観点から見るとどうでしょうか。私は動植物と話をしたことがないので彼らがどう思っているのかは定かではありませんが、生き物の勤めでもある種の繁栄という点で考えてみるとどうでしょう。家畜や農作物といった彼らはとても多くの種を残し繁栄しています。

更に天敵に襲われる危険から人間が守ってくれます。人間との利害関係を一致させることにより種はどんどんと安全に増えて種がより繁栄しています。これは自然界で種を繁栄させるよりもより効率的です。

結論

では経済動物は可愛そうなのか最終的な僕の見解は、

     可愛そうではない

そういう結論に至りました。
確かに経済動物たちは搾取されているように思えますが、種の繁栄は完璧に近い形で形成されています。もちろん彼ら動植物の感情はわからないので彼らにとって良いのか悪いのかまでは言及しません。しかし彼らのすべてを人間が奪っているということはないと思います。
彼らもまた人間から恩恵を受けて生活をしているので一概に可愛そうではない。という結論に至りました。

最後に


皆さんはどう思いますか。
意見など聞かせてください。
ここまでご覧いただきありがとうございました。みなさんの考えるきっかけとなりましたら幸いです。


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