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歌う踊りと、歌わない踊り

最近、地唄の発表会を見に行ったのですが、
踊り手>と<演奏&歌い手>に分かれている という表現形式が、
興味深いと思い少し調べてみることにしました。

注:地唄は、踊る(舞う)ひとは舞手と呼び、
唄い手と演奏者は、同じひとが担っていて「地方」(じかた)と呼ぶそうです。

地唄(じうた)は、江戸時代に上方、現在の京都や大阪で発展した三味線音楽の一種です。盲目の音楽家たちが琵琶から三味線に転じたことが始まりとされ、平曲を伝承していた当道座の音楽家たちによって広まりました。
地唄は、三味線組歌という芸術的な歌曲を生み出し、後に箏曲と密接に結びつき、家庭音楽としても普及しました。これにより、地唄は日本の伝統音楽の一つとして重要な位置を占めています。

出典:Genspark

地唄の表現を要素で分けると、

A・踊り(身体表現)
B・歌
C・楽器演奏

になると思います。

このような表現を持つものを探してみると、
・オペラ、バレエ、ミュージカルの演劇系
・フラメンコなどの音楽系
・伝統芸能や儀式など

があり、それぞれのケースについて、AIに質問してみました。

結論
• 分かれる場合 → 専門性を高めるため、観客に明確な視点を与えるため、伝統的な発展の結果
• 同時に行う場合 → 感情表現を強めるため、リズムと動きを融合させるため、新しい舞台表現を模索するため

どちらも舞台作品のコンセプトや演出意図によって使い分けられており、優劣があるわけではなく、作品ごとの目的に応じた選択だと言えます。

引用:AI

目的に応じて選択されるとありますが、その文化の起源に関わっている点も大きいと思い、そのあたりもAIにまとめてもらいました。

出典:AI

この表も参考として考えてみて、

・同時なもの=起源として、すでに同時なものとして発生した
・別々なもの=起源として、単一から発生した

のではないかという推論をしました。

地唄の起源を調べてみると、元々、地唄が先にあり、そこから地唄舞が生まれたとあるので、歌と踊りが別々になるのは当然のことかもしれません。

同時なものとして、ミュージカルを例にすると、
古くは古代ギリシャ演劇を起源として、オペラ、バーレスクなどを経て、アメリカのブロードウェイで生まれているので、
そもそもスタートとして、同時に表現することを手法として扱っていおり、こちらも理解出来ます。

こうして改めて整理してみると、とてもわかりやすいのですが、ここまで書いてきてみて、

何故、自分が<歌と踊りが分かれていること>にフックがあったのか?

という点が、大事になってくる気がしました。

現代ではアイドルなどは、歌いつつ踊る(または演奏する)というように、
視覚的な要素を重視していると感じます。

なので、重要視される要素が全面に出てこないという事がある、という点に引っかかりがあったのかも知れません。

今日はここまでにしますが、この話は写真や映像にも関係してくるという気がしてきたので、引き続き自分の中で考察していこうと思います。


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