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CBBでの自炊生活はいかに
スオスダイ!(こんにちは)カンボジアの国際協力NGO CBBの長期インターン生のやましたです。
早くも、金曜日が来ました。
今週は皆様にとって、どのような1週間でしたか?
日本のゴールデンウイークも終わり、カンボジアでも日本でもいつもの生活に身体が慣れてきた頃でしょうか。
私は、と言えば今週は、とにかくお腹が空く週。
たくさん食べても、これでもか!ってくらいお腹が空きます。
毎日、みんなで作るご飯がとにかくおいしいのです。
クメール料理、日本料理、その日の気分や食材で毎日変わります。
今日は、CBBでの自炊生活についてお伝えします!
CBBにある調味料は?
料理は、ここで作っています!
野菜を切ったり洗ったりするのは、外でやりますが、ガスコンロ1つで料理を作ります。
さて、気になるカンボジアにある調味料とは!
✔️塩(オンバル)
✔️砂糖(スコー)
✔️コショウ(マレイッ)
✔️魚醤(トゥックトレィ)
✔️醤油みたいなの
✔️味の素
✔️オイスターソース
✔️粉末鶏ガラ(常備されてないです)
その他でも、市場に行くとから揚げ粉などもあるので、作りたい時に買いに行けます。
味は、日本と全く変わらないのですが、日本料理を作る時に、何か足りない……と思うものも。
例えば、肉じゃがなどの煮物を作りたい時。
クックパッドで調べると、早速挫折します。
✔️酒
✔️みりん
✔️出汁
ありません。
日本の味、再現できず………
結局、味の素を入れ、日本風の味にして食べています。
でも、やっぱり日本の味の素です。
美味しい!!
料理のレパートリーを広げたいので、また時間がある時にプノンペンへ新たな調味料の調達に行きたいものです。
料理を作ろう!
カンボジアの料理はお米が欠かせません。
ご飯を食べる時は、ご飯の上におかずをのせ、ご飯と一緒に食べるのが一般的です。
そして、そのカンボジアのお米が美味しい!
カンボジアのお米は、日本のお米みたいに中身は詰まっていないので長細い形をしています。
お米は、停電していない時は炊飯器で炊きます。
洗ってスイッチを入れるだけ。簡単です。
停電している時は大変です。
お米を鍋で炊きます。
停電していても、ガスコンロは使えます。
最初、これができなかったです。
日本でも、土鍋を使って何回もしたことあるのですが、カンボジアにくるとなぜかできない…
ですが、周りの人たちのやり方を見て、今はマスターしておいしいお米が炊けるようになりました!!!!
個人的には、鍋で炊いたお米の方が好きです
問題は、インターン生が増えてから、この大きさの鍋でご飯が足りるかどうか……
新しい鍋探しの旅に行かなければいかないかもしれませんね!
現在はこの調理器具を使って料理をしています。
まな板と包丁。
今日、お皿を取りに行くとこの様である。
そして、お鍋
私が料理をしたら、この様である。
少し焦げ付きやすいので、注意が必要です。
ご飯を炊いたり、野菜を茹でたりする小さい鍋もあります。
少し無理がありました。
というように、調理器具もそこそこ揃っているので、大丈夫です。
作った料理たち
そんなこんなで、毎日自炊をしています。
私がインターンに来てから、どのような料理を食べたのか、紹介したいと思います。
私も、料理を作れるようになりたいです。
1.チャーハン
これは簡単。
野菜(人参、玉ねぎ、ピーマン)を炒め、ご飯を入れ、味付けをし、卵を入れて炒めます。
味付けは、いろいろ入れましたが、味の素最強説です。懐かしい日本の味に大満足。
**
2.私が炊いたご飯**
カンボジアはお米を炊く時、水を少なめに入れるように思います。
いつも、もちもちのご飯を食べていた私にとっては何か物足りなかったりします。
そこで、自分で炊いてみるとなんと!
日本っぽい食感に!
やはり、日本で毎日炊いていたからでしょうか。
この味だーーー!!!ってご飯が炊けました。
ふりかけもかけて、少し日本を思い出します。
ここでは、計量カップも水の量がわかるメモリもないので、全て目分量です。
お米の硬さは、炊いてからのお楽しみ。
毎日ハラハラしながら炊いています。
3.親子丼
調理前の姿ですみません。
写真がありませんでした……
卵と、玉ねぎと、鶏肉が材料です。
現地スタッフのプット君に「鶏肉を買いたい!」と言って、市場に連れて行って買ってもらったのがこれでした。
予想外。まずは捌くところから?!
日本のスーパーで、綺麗な鶏肉を見たことしかない私たち。
羽、毛、内臓、足、顔………
鳥を捌くのは簡単ではないです。
骨まで全部綺麗にとって調理をすることをイメージしていたわたしたちですが、それは叶わず。
手作業で骨を抜いていきます。
親子丼への道のりは長かったです。
カンボジアで、鶏肉を使った料理を作るのはやめよう。
その日、親子丼を食べながら大変さを学びました。
そして、日本でお肉を加工してくださる方の職人技のすごさを知りました。
何より、鳥の姿のままからの調理だったので、命の大切さを学ぶことができました。
ありがとう、にわとり。
まとめ
CBBでご飯を食べる時、インターン生もカンボジア人スタッフのプット君も一緒に日本語で
『いただきます』
を言って、ご飯を食べはじめます。
作ってくれてありがとう、食材を買ってきてくれてありがとう、食材になってくれてありがとう(?)
この言葉は、日本にしかない特別な言葉だと思います。
カンボジアの市場に売られている、安らかな豚さんの横顔や、捌かれてる前のまだ生きてる魚を見るたび、命の大切さを実感します。
食事の終わりも、みんなで一緒に
『ごちそうさまでした』
を言って、片付けをします。
このふたつの言葉、これからも日本人として大切にしていきたいです。
そして、日本のステキなカルチャーとしてぜひ、日本語を学ぶカンボジアの人にも伝えることができたらいいなと思います。
おわり