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住み込みスタッフとの関わり

スオスダイ!カンボジアの国際協力NGO CBBでインターンをしています、やましたです。

今週からCBBに念願の住み込みスタッフが来られました。

男の子2人。

17歳のダエンくんと、15歳のソックリーくんです。

女5人姉妹の私からしたら、このくらいの歳の男の子はどう接していいか、分からないこともありますが、毎日、頑張ってる姿を見ながらかわいいなぁ、と親のような気持ちになります。

ちょうど妹と同じくらいの年齢なんだなぁ、と思うと歳の差を感じます。

さて、今日は住み込みスタッフとの関わりについてお話したいと思います。

住み込みスタッフと関わる時間

私が住み込みスタッフと関わる時間は、今はたくさんあります。

まず、授業です。

昼からは、私も授業があり、教室にいます。

住み込みスタッフの2人も教室に降りてきて、生徒がいない時間帯に日本語の授業をします。

ダエンくんがCBBに正式に来たのは火曜日。

ダエンくんにはじめて授業をしたのが、私でした。

CBBにこられる小さい子どもに、ひらがなを教えることはよくあるので、大丈夫だろう、ということで

『ひらがな』から教えることになりました。

最初からとばしてたくさん詰め込んで勉強するよりは、最初の大事な段階なので確実にやろう。

と、その日はあ行からさ行までをやりました。

明日は、た行からは行、
明後日はま行からわ行ね、と約束をしました。


まずは読むところから進めていきました
ダエンくんは飲み込みがとても早く、繰り返し繰り返し、自分で言い、着実に自分のものにしていきました。

書く方は、はじめは何も書いていないノートに、ひらがな表を見ながら書いてもらっていましたが、字が斜めになったりひっくり返ったりして、どうしよう、と思っていましたが

書き順が書いてあるプリントを使うと、着実になぞっていき、上手に書くことができました。

さ行まで、少しずつ言えるようになったところで、ゲームをしました。

その日の授業で使おうとしていた、『ひらがな神経衰弱』です!

これは他のインターン生の手作りで、一足先に使わせていただきました。

あ〜し、が書いてある紙を、2枚めくります。

めくった紙を、ダエンくんは私が何も言わずともひらがな表と照らし合わせ、『か!』、『う!』と読んでいました。

ふたりだったので、なかなか揃いません。
まあそれはそれでよかったのかもしれません。

それを繰り返すことで、ダエンくんも着実にひらがなを覚え、自分のものにしていきました。

隣で見て、彼の急成長にびっくりしましたし、嬉しくなりました。

そのあとは、彼が自らホワイトボードにその日習った字を書いて復習をしていました。

(日本から持ってきたひらがなの本がこちらではとても役に立っていてうれしい限りです)

彼は、数日で平仮名を覚えたので、今は生活に必要な言葉を学んでいます。

例えば、ありがとう、いただきます、ごちそうさまでした、などです。

彼のこれからの成長がとても楽しみです。

授業の他に、住み込みスタッフと過ごす時間は、買い出し、ご飯を作る時間です。

市場に自転車で行きます。

最近、晩御飯を作るのですが毎日何を作ったらいいのかなぁ、と頭を悩ませる日々です。

大人数になり、買うおかずの量など尚更心配です。

市場に一緒に行くものの、やはりわたしのつたないクメール語では限界があります。

ご飯何作る?
からはじまりますが、結局日本料理になったり。

みんな大好き、カレーor鍋。

近々、住み込みスタッフが作るクメール料理が食べたいです。

最近毎日のように、ご飯を作る時にお願いをしてるのですが、バタバタしておりなかなか実現せず。

クメール料理を毎日食べていた頃はお腹壊さなかったんですけどね……

お腹だけカンボジア人なのかもしれません。

冗談はさておき。

最近毎日のように一緒にお買い物に行き、野菜を切るなかで、住み込みスタッフたちとのコミュニケーションが取れるようになってきました。

「これは炒めるの?」
『これは煮るよ!』

など、一緒に料理を作っているなぁ、、!っと
実感しています。

クメール語が、分からなくて大変なこともありますが、それはダエンくんもソックリーくんも同じ。

言語は違えど、国は違えど、これから同じ釜の飯を食べる仲間です。

一緒に頑張っていきたいと思います。

授業で来る生徒よりも、濃い時間を過ごせる住み込みスタッフ。

もう少ししたら、本来の目的である、学校に復学します。

そうしたら、今とは少しスケジュールは変わってしまいますが、インターン生それぞれが住み込みスタッフと関わる時間が持てたらいいなと思います。

またこれからも、住み込みスタッフのことを発信していきたいです!


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