脚が耳の横にあるという風景~競技特性の大事さ~

こんにちは。

今日は、現在担当している選手について書きたいと思います。

今見ている選手の一人に、新体操選手がいます。

彼女は、膝の半月板を縫う手術を行い、復帰に向けてリハビリを行っている最中です。

術後1ヶ月ですが、だいぶトレーニング強度を上げられており、順調にトレーニング出来ている感じです👏

リハビリの中には、バランスのトレーニングも入っています。

健康な側の脚で片脚立ちを行うというものです。

そのバリエーションとして、競技で使うようなボールを持ち、いろんな方向に動かすようなものや、片脚を持ち上げるもの等を行っています。

昨日のトレーニングからは、タイトルにもある、

健康な側の脚で立ち、手術した側の脚を持ち、耳の横に持ってくる

というバランストレーニングを導入しました。

周りには、他の競技(サッカー、バスケ、テニス、陸上など)の選手もリハビリを行っていますが、新体操や体操など一般的に柔軟性を多く必要とする競技の選手は彼女のみでした。

その中で、片脚立ちをしながら、逆脚が耳の横にあるという状況はなかなか見ることがない状況でした。

自分でこのトレーニングをやらせているのに、異様な光景だよな~と

思ってしましいました...😂

今回話したいのは、ここでは無く、ケガをしてから復帰に向けてトレーニングしていく中で、大事なのが

【競技特性を考慮する】

ということです。

一般的な筋力トレーニングばかりを行っていては、機能は改善してきますが、復帰が近づいてきた時に、競技の感覚が鈍く感じられる可能性があります。

そのため、出来る範囲内で競技に近づけたリハビリを考え、取り入れていくことが復帰への近道にもなります。

そこを考慮してあげることが、選手のためになると考えます!!

私自身、

ケガをして落ち込んでいるのに、厳しいリハビリを行わなければいけない選手の気持ちを考えると、

【選手が少しでも楽しく、復帰に向けて進んでいるという感覚】

をいかに持たせられるかを大事にしていきたいと思っています。

リハビリを行わなければいけない際には、この辺も考えてあげると良いのかなと思います。

今回の内容が少しでも参考になればと思います👐

トレーニング、リハビリについて疑問だあれば、

気軽にご質問ください👐

https://youtu.be/BZCgKg0U3zs

https://idobata-salon.com/detail/index/id/4804/

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