緊急事態宣言解除後に思うこと

私の住んでいる場所でも緊急事態宣言が解除されて街にも少しずつ賑わいが戻ってきました。

でも、緊急事態宣言が発令される前の『外出自粛』という4文字に脅かされていたときのことを振り返るとまだ心のどこかに不安という思いを感じます。

「自分はコロナにかからないでしょ」「解除されたしもう大丈夫」という考えを持つなとは思いません。友達や恋人と再会したり、外食や好きなことに取り組めることでストレスからの解放や自分へのご褒美を与えるのは素敵でいいなと思います。

それを不特定多数の人たちが見るSNSに向けて発信するのだけをただやめて欲しいです。

まだ世の中には第二波発生を抑えるためにお家で耐え忍ぶ人たちがいます。正直、友達が楽しそうにしている写真を見ると多少は憤りを持ってしまいます。

もし自分の周りに現場でコロナと向き合っている医者や看護師がいて、その人達に気軽に遊ぼうと声をかけられますか?

感染リスクを避けるために一番神経を尖らしているのは彼らだと思います。それを思うとなぜSNSで楽しいアピールを今しないといけないのでしょうか。彼らにはどう感じるのでしょうか。

目に見えない敵と戦うというのはコロナだけではなく、不特定多数に発信できるSNSもそうだと思います。それで命を失ったかたもいます。

マスクを外して外出できる日が1日でも早く来ることを切に願います。



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