まず、好きになろう。
誰から買ってるかわからないアマゾンではなく、なるべく実店舗で買う。
本、買いに行った。
紀伊國屋書店レジ女性は、ぼくが差し出したアプリのポイントバーコードをぼくに「自分で読み取らせなさい」と指示し、差し出したクレジットカードを「自分でカードリーダーに挿入して読み取らせなさい」と指示した。
彼女にとって「良い客」とは、自分の指示を間違うことなくスムーズに遂行できるスキルを備えた人間のことなんだなと思うとおかしかった。つい笑った。
あるクライアントさんから質問。
「阪本さん、ブランドって、つまるところ、何ですか? 一言で言うと」
答えた。
「好きになる理由」
商いは、スキスキの相思相愛が目的でやるものだ。
さっきの書店で言うと、「本を買うなら、あの店でなければ困る。だって好きだから」とぼくに言わせるのが商いの目的だ。
自分の指示を間違うことなくスムーズに遂行できるスキルを備えた人間
なんて言葉はどこにも、ない。
昨日、氣づく力の勉強会やった。
「氣づく」とか「氣づき」というと、一般的には受信を指す。長年「氣づき」でめし食ってきた阪本としては「何か違う」と思ってた。
今回、勉強会するにあたり、こころを鏡にして再度「氣づき」について観察した。
わかった。
はりつける
こすりつける
「つける」ことが気づくこと
出かける家族に
「氣をつけていってらっしゃい」
と声かけるよね。
「氣」を「つける」
能動的なんです。
ぼくが独立起業以来、特に何か特別な能力があるとは思えないのに、今日まで25年やってこられたのは、自分の周囲のあちこちに「貼り付ける」分量が多かったからだと思う。
量子力学によると、すべてこの世に存在している物体や現象(起きること)は波でできてる。
石、硬いけど、あれも波。
トイレのウォシュレット、波。
新幹線、波。
飛行機、波。
milet、素敵。波。
パンダも波。
海の波も波。
空気も波。
人間の身体も波。
人の気持ちも波。
感情も波。
気持ちや感情は波として物理的に存在する。
知人が、ピックアップしてもらう場所で待ってた。
車、到着。ドア開けた。
車内の空気、重い。
「どうしたの?」
聞くと、先に乗ってた二人がケンカしたらしい。
「ケンカ」というのは、人の感情がぶつかり合う。
感情は波で、もっというと素粒子。
物理的に存在する。
素粒子に「怒り」の色がついていて、それが車内に残存していたわけだ。
量子力学が教えてくれるところによると、素粒子は「観察すると、姿を現す」。
言い換えよう。
「思うと、思った現象が出現する」。
パラレルワールドは実際に存在していて、ぼくたちの「思う=波」の周波数がカチッと合ったチャンネルの世界が目の前に出現している。
Netflixに合わせればネトフリが、Amazonプライムビデオに合わせればアマプラが画面に出てくる。それと同じ。
現実も、一つではなく、いまぼくがいる世界は、ぼくの周波数が合ったチャンネルが現れている。
だとすると・・・・
ぼくは、昨日の「氣づく力」勉強会レジュメのタイトルをこうした。
愛あふれる目で観察すれば、愛あふれる世界が現出する。
ウソ? ほんとです。
刻々毎秒出現する「出来事」は、すべて自分の周波数に合った配信がなされている。
だとすると、「出来事」つまり、配信サービスでいうところの『葬送のフリーレン』『舟を編む』などのコンテンツと同じく、自分の周波数が生み出したものと言える。自分が合わさなければ、『葬送のフリーレン』は画面に出てこない。
コンテンツの内容より大事なことは、「自分の周波数」だ。
とすれば、結果は先に決まってる。
なぜなら、「Netflix観よう」という思いが先にあって、コンテンツ(『葬送のフリーレン』)は後に出てくるから。
「口角を上げる」をクセにしてる。
寝るときも上げて眠りにつく。
「起こったことはすべていいこと」を生きる哲学としている。
だから、歯が抜けてもオッケー。
「歯みがき面積が減って省エネになる」
「チャームポイントが増えて嬉しい」
ととらえる。
商いは「スキスキ」の相思相愛。
だとすれば、お客さんをまず、好きになろう。
好きの周波数の波が届けば、不思議なことに、相手の周波数もこちらに合ってくる。
これって、カードリーダーやセルフレジでは、残念ながら、まだ難しいかもしれない(毒)。
量子力学の裏付けは、この本で学びました。よっしー、ありがとう。