目覚め組・眠り組
「それ、昭和じゃん。いまは令和だから!」
昨日思わず言ってしまった。
「売る」のが昭和。
「売れる」のが令和。
「売って」はいけない。令和では。
友だちになり、ファンになってもらい、気づいたら「売れた」というのが今の理想。
顧客は商品につく。
同じ性能・機能で、値段が安かったら、簡単に他社に流れるのが顧客。
ファンは人につく。
「あの人から買いたい。あの人に大事なお金を託したい(信託したい)」
ファンづくりのためには、応援される人になる。
応援される人になるためには「手間ひまかけてコミュニケーションする」しかない。三密だ。これはリアルにやるだけではない。オンラインでも十分可能。
ぼくは毎日、「最近ごぶさたしてるなあ」という1人宛メッセージ送ってる。
ここ10年欠かさない習慣だ。
1年で365人、10年で3,650人。
コミュニティを作っていても、必ず新陳代謝する。それが自然の流れだ。
だから、新しい人と出会う場をつくりつつ、同時に「良く知ってるけど、線が細くなってきた」という人への糸電話メッセージも欠かさない。
でね。
商売をうまく回転させるのに、「やり方」(doing)の本読んだり、セミナー参加したりするのはおすすめしない。
なぜなら、ぼくたち商人は「無常から学ぶ」ために商売やってるから。
「やり方」は昨日のやり方で、瞬間風速で環境が変わる無常では使えない。
それより大事なのは「あり方」(being)を見つめること。
「何のために商売やってるんだろう。この先、どういうふうにしたいのだろう。自分にとって何がJOY+WOW+LOVE and FUNなのか」
という自分のあり方。
そして、勉強するなら、現実から。
外へ出よう。自分の周囲の狭い範囲で悩んだりしてるひまがあったら、「圏外」に出てみる。
おととい、ほんの少し足を伸ばして東近江へ行っただけで、刺激もらった。
今日のカバー写真は去年の今頃、ベトナム・ホイアンのボート操縦母子。彼らを観察しているだけでも勉強になった。
商売のための道具(ウェブサイト、店舗、商品、人、資金・・・)を点検するより何より大事なのは
自分のあり方を見つめる
ことです。
ぼくがMAIDOやJOYWOW塾で、一番力を入れてるのがそこ。
そして、しっかり「あり方」を見つめた人は、商売を伸ばしてる。
「自分にとって何がJOY+WOW+LOVE and FUNなのか」に気づけた人だ。
JOY+WOW+LOVE and FUNって、首から下。
これからの商売で大事なのは首から上、つまり、「いかに賢いか」ではなく、首から下。
でもこれって、なかなか気づけないんだよね。
気づいて、目覚めたら、楽しくなるよ。
「勝ち組・負け組」という品のない言い方があるけど、
「目覚め組・眠り組」のほうがピンとくる。
今日はこれから、「目覚めた」仲間たちとテスラ乗って大津まで行きます。
MAIDO仲間が大津でレストラン開いたんだ。
テスラに乗せてもらえる! ワクワク!!