バドジズデジドダー
リーダーって何だろう。
あらためて。
『リーダーシップの教科書』というのを2004年に出した。
これまでのリーダーというのは、メンバーみんなを引っ張る。
でも、リーダーが走るのやめたら、とたんに、凧(メンバー)は落ちてしまう。
これからは編隊。
メンバー一人ひとりが自律し、飛ぶ。
リーダーは飛ぶ方向を示すだけ。
これはこれで納得いく話なんだけど、でも、あくまでアタマん中で考えた理想であり、現実はそんなもんじゃない。
2-6-2の法則というのがある。
先頭でリードするのが2
ついていきますフォロワーが6
何もしない2
どんな組織もこうなる。
昨日ここで話した牛肉サミット。
参加者はみんな経営者だから先頭の2ばかりだろうと思ってた。
見事にここでも2-6-2になった。
言わないと動かない。
自分で判断せず、何かにつけ聞いてくる。
連絡つかない。
ふい、といなくなる。
いまやってるMAIDOでもそうだね。
集中力なくなった塾生、講義の最後の方はウロウロするもん。崩壊学級かと思ったぜ(笑)。某社社長です。
経営者だから、とか、社員だから、とかのステイタスでは決まらない。
ということはですよ、肩書・・・課長とか部長とか丹頂鶴とか・・・では人の意識や行動は変わらないということでしょうか。
・・・など考えていたとき、これに出会った。
*画像をタップするとYouTubeに飛びます。
「人の声も楽器である」(スキャット)
という作曲家の思い。
歌手はもちろん
トランペット、ベース、ギター、ドラム、ほかの演奏者も、そして指揮者も、みんなが「楽しい場」を創造している。
ステージ上だけではなく、観客もまた。
音楽というのは、その場にいるみんなが創造するもの。
楽しい場を創造できる人。それこそがリーダー。
一人とは限らない。
バンドマン一人ひとり全員、指揮者、歌手、聴衆みんながリーダーなんだ。
これ、会社でも同じと思いませんか?