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具体的に人生であと何回あるか数えると、ハッと気づかされる

普段、あまり具体的に数えてみたりしないけれども、具体的に数えてみると「えっ、たったそれだけなの?」と驚かされることがよくある。

 還暦を過ぎて思うことは、小学校の時は1日が結構長く感じたのに、今では1年があっという間で、数年すらあっという間に感じられることもよくある。

 親とは1時間もあれば会える距離に住んでいたけれども、1年に1回帰省する人ならどうだろう? 親が70代、80代なら、あと何回会えるだろうか?

 そもそも人生は長いようで短い。年に1回することであれば、成人してからなら、せいぜい70回程度しかできない。うちの家系の男は30代、40代、50代で亡くなっている人が結構いるので、還暦を迎えられたこと自体、幸運だと考えた方が良い。

 自分の人生が平均寿命まであると考えること自体、まず間違いで、平均寿命とはそもそも今生きている人がその年齢まで生きれるというものでない。

 人によって年数の考え方は違うとは思えど、やりたいことは具体的に3年以内、5年以内、10年以内とか、予定を立てて実行すべきだと思う。
 
 車のエンジンをかけてETCがカード有効期限を教えてくれる時や、更新した運転免許の有効期限を見ても、「有効期限まで生きてるのかな?」とふと思ってしまう。

 まだつい最近だったように思えるコロナのパンデミックが始まった年から丸5年。日本人男性の平均健康寿命は72歳程度ということを考えると、私の場合、あと2回コロナのパンデミックを回想すれば、あとは余命まで通院するか、入院しているか、自宅で寝たきりになっているか、もう死んでるかも知れない。

 先送りはやめて、自分の寿命は「あとX年」だと想定して、具体的に実行するのが良いと痛感する。
 つい最近まで肩車して一緒に公園を散歩してたと感じるわが子が、働き始めて数年になることを考えると、残された時間が減っていく体感速度は更に加速してゆく。


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KJ N
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