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G1サラブレッドクラブ 2023募集馬(2022年産)AI馬体診断

2022年産の1歳馬のAI馬体診断の第3弾として、G1サラブレッドクラブの募集馬の診断結果を公開する。

全68頭の募集で、平均スコアは0.35、満点評価は無しとなった。既に診断結果を出したサンデーTCや社台TCと比べてもかなり平均値が低い結果となっている。
募集金額とスコアとの相関をグラフにしたものを見ると、平均が僅かに右上がりになっているぐらいでほぼ金額との相関はないと言える。実際に高額募集馬でも0点評価になっているケースもあり、AI診断結果と募集金額の相関は見られないと言っていい。

G1TC2020年産のAI馬体診断結果と現在までの競走成績を比較して、AI馬体診断の精度を検証してみる。
2020年産のAI馬体診断スコアを公開したのはこの記事で、そこで診断スコアの上位である0.90以上の評価を得ていた8頭の中央在籍時の競争成績(2023/06/05現在)を見ると、以下の通りとなっている。
・1.00 アフトクラーティラ(現役:3戦1勝 [1-0-0-2])
・1.00 バステト(現役:未出走)
・0.98 キールロワイヤル(現役:6戦0勝 [0-0-0-6])
・0.98 サンタジュリア(中央抹消:3戦0勝 [0-0-0-3])
・0.98 ドゥアイズ(現役:7戦1勝 [1-3-1-2])
・0.98 クールミラボー(現役:6戦2勝 [2-2-1-1])
・0.92 レガント(現役:3戦0勝 [0-0-0-3])
・0.90 ユアフラッシュ(現役:5戦1勝 [1-0-1-3])

ここまでG1TCのこの世代では募集馬64頭中19頭と3割ほどが勝ち上がっており、勝ち上がり率は29.7%。一方で上記の高評価組は8頭のうち半分の4頭が勝ち上がっており、勝ち上がり率で見るとクラブ全体よりかなり良い結果が出ている。
個別に見ても、重賞で勝ち切れなかったもののクラシックでも好走したドゥアイズを高評価できているのはポイントが高い。また2頭出ている2勝馬のうちクールミラーボーは上記に含まれ、もう1頭のスクーバーもスコア0.89で惜しくも上記選外になっていることから、この世代のG1TC募集馬はかなり良く評価できていると言っていいのではないか。

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