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ワラウカド2022募集馬(2021年産)AI馬体診断

2021年産の一口クラブ募集馬AI馬体診断の第18弾として、ワラウカドの馬体診断結果を紹介する。自分の入会しているクラブの募集馬診断ということで、結果が非常に気になる診断の一つである。
ページタイトルの写真はファベルが未勝利戦を勝ったときのもので、個人的にこれがワラウカド出資馬の初勝利となり、非常に思い入れ深いレースとなった。レース後には現地でこんな写真も撮らせてもらった。

友道調教師とハリー・スウィーニィ代表

さてワラウカド募集馬の馬体診断結果だが、全7頭という例年通りの少ない募集で、平均スコアは0.35、満点評価なしと、非社台・ノーザン系のクラブの中でも比較的低いスコアとなっている。頭数が少ないので平均値で語るのも適切ではないかも知れないが、牡馬3頭の平均スコアが0.65と高めである一方で、牝馬4頭が0.14と非常に低い平均スコアとなっており、性別差が顕著に出る結果となった。
価格とスコアの相関については、外国産馬2頭を含めて牡馬3頭が募集額トップ3であるので、高額馬が高いスコアを出したと見ることもできる。ただし最高スコアである0.83を出したのは牡馬の中では最も安い金額であるポウリナズラヴの21だった。

他クラブ同様、ワラウカドの2019年産のAI馬体診断結果と現在までの競争成績を比較して検証してみる。
2019年産のAI馬体診断スコアを公開したのはこの記事で、一般公開したのはスコア0.70以上の診断結果となったものだけとしていた。ワラウカドの該当馬は対象10頭のうち4頭で、中央在籍での競争成績(2022/09/27現在)を見ると以下のようになっている。
・1.00 チャパティ(抹消:未出走)
・0.77 バクマツ(中央抹消:3戦0勝 [0-0-0-3])
・0.71 バシール(中央抹消:4戦0勝 [0-0-0-4])
・0.70 ファベル(現役:5戦1勝 [1-2-2-0])
唯一の勝ち上がり馬であるファベルは辛うじて0.70のスコアで入っている。その他の好評価3頭は、一度も馬券圏内にも入れずに引退(中央抹消)しているという残念な結果だ。満点評価だったチャパティがデビューすることなく引退してしまったのは悔やまれるが、この世代10頭の募集馬のうち勝ち上がりが1頭だけという寂しい状況なので、あまり言うことがないというのが正直なところだ。
今年の募集馬の馬体診断については、スコアに近い結果が出てほしいという気持ちもあるが、そうなると牝馬は活躍できないということになる。(馬体診断の結果は良くないものの)少なくとも1頭は牝馬にも出資しようと思っていることから、牝馬に関してはAI診断を裏切る結果になってほしいという気持ちが上回っている。

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