ワラウカド募集馬(2020年産)AI馬体診断
2020年産の募集馬が各クラブから発表されたのを受けてここまで16回のAI馬体診断を実施してきたが、出資対象ではなかったため所詮は他人事のようなところはあった。いよいよ自分の出資に関わる診断ということで、個人的にはここからが佳境。今回はワラウカドの募集馬の診断結果を紹介する。
2020年はパカパカファーム産ワラウカド馴染みの幼駒が少ないこともあり、募集馬はかなり少なくなると事前に予想がされた中、外国産馬を2頭加えた全7頭の募集が発表された。診断結果は以下の通りで、満点評価なし、平均0.28とかなり低調な結果となった。数が少ないので平均が他クラブと比べて大きく異なるのはそれほど気に留める必要もないと考えるが、過去2年は満点評価もいたことから少し寂しい結果に見える。その中でも診断スコアが最も高かったのが今年のエース格と思えるFrankel産駒のキトゥンズロア2020というのは、少し安心できる材料と言えるだろう。
個人的な話をすると、この結果を見てちょっと困った。
昨年のこの時期にはすでにこのAI馬体診断を始めていたが、出資に際しては診断結果をほぼ参考にせず決めていた(募集馬見学ツアーに参加し、その場で申し込んだ)。しかしながら今年に入ってからAI馬体診断の結果がそれなりに有効という結果が見えたこともあり、今年の出資は診断結果を参考にして決めようと思っていた。また、なるべく現地に応援に行けるよう美浦入厩予定の募集馬に出資するというのも自分の出資方針の大きな柱としている。今年の美浦入厩予定馬はわずか2頭で、いずれも診断スコアが非常に低い。出資するならAI診断結果を重視するか、関東馬に限定するか、どちらかをあきらめるしかない。もう少し思案して決めたいと考えている。