ワラウカド2023募集馬(2022年産)AI馬体診断
2022年産の一口クラブ1歳募集馬のAI馬体診断の第18弾として、ワラウカドの募集馬の診断結果を公開する。自分が入会しているクラブなので、この診断結果を参考にどの馬に出資しようかと気合が高まるところだ。
地方入厩馬を含めて全8頭の募集で平均スコアは0.16と非常に低い。DMMバヌーシーと並んで最低スコアタイを記録した。これはいただけない。
募集番号が金額の高い順に並んでいるので募集金額とスコアとの相関が見やすいのだが、総額7000万円で今年のエース格であるファハンミューラの2022が0.06だっりするのを筆頭に、募集金額に関わらず良い診断スコアが出ていない。募集馬の中での最高評価が何かと見ると、ハリー代表の今年の一押しであるらしいオールアイキャンセイイズワウの2022が選ばれた。最高評価と言ってもスコア0.53と決して優れた評価をしていると言えるものではないが、ハリーさんとAIが推すならちょっと騙されてみるか、という気になってくる。
ワラウカドの今年の募集馬のうち、3頭はサマーセールにも上場されていた。結局(事実上の)主取りとなってワラウカドに舞い戻り今回募集の運びとなったのだが、セール上場時の立ち姿写真も北海道市場のページにあるので、そこの写真でも診断してみた。その結果が以下のとおりである。
ここでもオールアイキャンセイイズワウの2022が最高点を叩きだし、ハリーさんを喜ばせる結果となった。募集時、セール上場時ともに最高評価が一致したということで、この馬への出資欲がかなり高まってくるのを感じる。
ワラウカドの2020年産のAI馬体診断結果と現在までの競走成績を比較して、AI馬体診断の精度を検証してみる。
2020年産のAI馬体診断スコアを公開したのはこの記事で、そこでの診断スコアと中央在籍時の競走成績(2023/09/27現在)を見ると、以下の通りとなっている。
・0.66 ウィンザーロア(中央抹消:6戦0勝 [0-0-2-4])
・0.53 ポーレット(現役:7戦1勝 [1-0-4-2])
・0.53 ヒズハイネス(中央抹消:4戦0勝 [0-0-0-4])
・0.15 クリプティクコード(中央抹消:3戦0勝 [0-0-0-3])
・0.08 ヘリックス(中央抹消:2戦0勝 [0-0-0-2])
・0.02 ミロスラヴァ(未出走引退)
・0.02 ホワイトキャンバス(中央抹消:6戦0勝 [0-0-0-6])
他のクラブではAI高評価馬の成績を平均と比べて、良かった悪かったと検証してみたりしたのだが、ワラウカドのこの世代は勝ち上がりが僅か1頭で、その他の未勝利馬の成績も散々なので、とても振り返って評価の良し悪しを語れるような状況にはない。次の世代は今のところ勝ち上がりは出ていないものの概ね順調に見えるので、来年はこのような状況を脱していることを願うばかりだ。
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