ローレルクラブ2022募集馬(2021年産)AI馬体診断
(2022/10/07: 追加募集の2頭の評価を追加、2023/3/30: 追加募集の1頭の評価を追加。記事本文は追加・修正なし)
2021年産の一口クラブ募集馬AI馬体診断の第10弾として、ローレルクラブの馬体診断結果を紹介する。当歳時に募集が始まっていた7頭に加え、1歳になってから追加で募集された2頭を含めて、1歳6月時に撮影された最新の近況写真をもとに診断を行った。
全9頭と少ない募集頭数で、平均スコアは0.34、満点評価なしと日高系クラブの中でも比較的低めの平均スコアとなった。
頭数も少ないのであまり属性による傾向を出すのもためらわれるが、数の多い牝馬のほうがスコアが低い傾向が見られ、6頭の平均で0.29となっており、牡馬3頭の平均0.45よりかなり低い。
募集金額とスコアの相関もなく(と言うよりむしろ安い馬が好スコアであり)、スコアの高いクレオール21もマチャプチャレ21も平均から安いほうの部類に入る金額である。一方で最高募集金額のフェアリーバニヤン21はスコア0.06と評価が低い。
ローレルクラブの2019年産のAI馬体診断結果と現在までの競争成績を比較して検証してみる。
2019年産のAI馬体診断スコアを公開したのはこの記事で、一般公開したのはスコア0.70以上の診断結果となったものだけとしていた。ローレルからの該当馬はスコア0.75のヴェルーリヤのみだった。
一般公開していないものも含めた診断スコアベスト3の競争成績(2022/07/21現在)を見ると、
・0.75 ヴェルーリヤ(現役:4戦0勝 [0-0-0-4])
・0.59 ビーナスローズ(現役:2戦1勝 [1-0-0-1])
・0.55 ベガエクスプレス(現役:8戦0勝 [0-0-0-8])
となっている。ここまで全10頭中4頭が勝ち上がっているこの世代で、診断スコア上位3頭のうち1頭のみ勝ち上がっているという結果なので、あまり芳しいものとは言えない。
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