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ロードサラブレッドオーナーズ2023募集馬(2022年産)AI馬体診断

2022年産の一口クラブ1歳募集馬のAI馬体診断もいよいよ最後、通算第22弾としてロードサラブレッドオーナーズの募集馬の診断結果を公開する。

全34頭の募集で平均スコアは0.26と、社台系以外のクラブとしてはほぼ平均的な評価となっている。
性別によって平均スコアに差が出ていて、牡馬平均スコアが0.33で牝馬平均が0.15と、かなり差が出ている。一方で募集金額にはあまり相関がないようで、診断スコアで0.80以上の高評価となった4頭は、いずれも募集金額は2000万円から3000万円と、高額と言える部類ではない馬となっている。
また、今年も大挙11頭が募集されているクラブのレジェンド種牡馬ロードカナロア産駒の平均スコアは0.26と、奇しくも全体平均と全く同じであった。

ロードTOの2020年産のAI馬体診断結果と現在までの競走成績を比較して、AI馬体診断の精度を検証してみる。
2020年産のAI馬体診断スコアを公開したのはこの記事で、そこで診断スコアの上位である0.80以上の評価を得ていた5頭の中央在籍時の競走成績(2023/11/13現在)を見ると、以下の通りとなっている。
・1.00 ロードアストラ(中央抹消:2戦0勝 [0-0-0-2])
・0.94 ロードデルレイ(現役:4戦3勝 [3-0-0-1])
・0.88 デアデルマーレ(現役:11戦1勝 [1-2-1-7])
・0.85 アルジーヌ(現役:4戦2勝 [2-2-0-0])
・0.81 ロードフォンス(現役:6戦2勝 [2-1-1-2])

ここまでロードのこの世代で評価した募集馬33頭中14頭が勝ち上がっており、勝ち上がり率は42.4%という成績をあげている。対して上記の高評価組は5頭のうち4頭の勝ち上がりとなり、満点評価であったロードアストラが未勝利で終わったのは残念な結果であるものの、勝ち上がり率で見るとAI診断の高評価組が大いに結果を出していると言える。また、2勝以上をあげたのは募集馬33頭中8頭である中で、高評価馬5頭中3頭が2勝以上というところもこの年の診断結果が競走結果に繋がっていると言えそうだ。


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