サラブレッドクラブライオン募集馬(2020年産)AI馬体診断
2020年産の一口クラブAI馬体診断の第20弾は、TCライオンの募集馬の診断結果を紹介する。
全20頭の募集で、満点評価はいないが平均スコアは0.37と非社台・ノーザン系としては標準以上と言える結果となった。とは言っても社台・ノーザン系生産馬を含めて良血馬を多く含めたラインナップと考えると妥当な評価とも言える。
TCライオンは募集番号が完全に募集総額の高い順になっているので、診断スコアと募集金額との相関はどうなっているかを見やすい。ぱっと見では分かりにくいが、平均で見ると金額の高いほうがスコアも高くなっているのが見て取れて、上位10頭の平均が0.43で下位が0.31、また4分割して5頭ずつの平均を見ても上から順に0.47/0.39/0.34/0.28となっていた。また牡馬と牝馬のスコア差も大きく、平均で牡馬は0.44、牝馬は0.20とかなりの違いが見られた。
最も高い評価となったのは、父シルバーステートで母はアイルランドの重賞2勝というなかなかの良血牡馬。そんな馬でも20頭中13番目の募集金額というところからも、全体的にいい馬を揃えているのを感じる。
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