4年半の自分を振り返る〜退職エントリ〜
2015年5月に入社した現在の会社を、今月、2019年10月に辞めることになりました。
初めての投稿が退職エントリになるとは思いもしませんでしたが、この約4年半、自分が何をしてきたか振り返ってみようと思います。
Fintech系SaaSエンジニアとして
まず最初に関わったプロジェクトはFintech系SaaSプロダクト。
そのプロダクトはPHPのオレオレフレームワークで作られており、入社直後にソースコードを見るや、脆弱性の総合商社や!レベルの作りで驚愕。
私の入社前は外部の開発会社に委託していたんですが、発注側も受注側も、そもそもWebアプリケーションの開発経験自体がなかった模様・・・。
そんな状態からまず最低限の脆弱性を修正するのだけが精一杯でしたね。
fintech協会にも参加させてもらっていたので、最先端の情報が得られるのだけはすごく楽しかったですが、それ以外は地獄でした・・・。
エンジニアの先輩として
当時、私が配属された部署には2人の若手エンジニア(エンジニアとは名ばかりでほとんどプログラムのプの字もわからないレベル)がいました。
チームリーダーに昇格した私のミッションとして、彼らの育成をしていきましたが、1人はエンジニアとしてメキメキと腕を上げ、今やそのスキルレベルは私をしのぐほど。
もう1人はプログラマとしての素質がなく、エンジニアとしては花開かなかったのですが、セキュリティの分野に興味を持ち、国家資格である情報処理安全確保支援士にも合格したのでした。
しかし因果なものですね。
自信をつけた2人は、それぞれ私を置いて転職。
次のステージで今も輝いていることでしょう。
心中は複雑ですが、1名は特にすごく有名な会社に入ったので、ひそかな私の自慢です。
情シスとして
私は開発エンジニアとして今の会社に入ったわけですが、その会社にはハッキリとした情報システム部門がなく、なんとなく我々開発エンジニアが兼務している感じでした。
新しい人が入社したらgoogleアカウントの発行、メーリングリストへの登録など、定型業務もこなしていたわけですが、その量の多いこと!
特に、組織変更が多い会社だったので、メーリングリストの整備にはかなりの時間をとられましたね。
あとはISMS事務局としての仕事も。
4年間いたので、3年に1度の更新審査もあったわけですが、事実上1人で事務局を回していたのでほんとに大変でした。
本当にやりたかったこと
今の会社にはちゃんとしたマーケティングの概念がなく、いわゆるトップダウンですべてが決まる会社でした。
トップの勘がいつも当たればいいのですが、実際にはそうはいきませんよね。
マーケティング部署も存在はしていたのですが、いわゆるメルマガやチラシなどを作る”何でも制作部署”でした。
何度もプロジェクトがコケるたびに、これではいけない、と思い、本格的にマーケティングの勉強を始めるきっかけになったので、結果的にはよかったかもしれないのですが、せっかく勉強した知識を今の会社では活かせなかったのが残念でなりません。
今後の展望
次に行かせてもらう会社もSaaSを作っている会社ですが、知名度も顧客数も社員数も何もかも、今の会社とは桁違いに少ない会社です。
でも、おそらく人数が少ないだけに、個人の裁量も大きいでしょうし、組織としての風通しも良いはず。
まだまだ伸びしろはあると思っているので、そのSaaSを私のエンジニアリングスキル、マーケティングスキルを使って大きく育てて行きたいと思っています。
大阪から日本中に使ってもらえるSaaSを作りますよ!
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