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イーグレットツーミニのススメ

イーグレットツーミニが発売されました。巷では遅延について色々言われていますが、個人的な結論として設定や環境をキチンとすれば十分プレイできる良いガジェットです。

その証拠(?)として当方がプレイした動画を貼っておきます。さすがに当時程の点数は出せていませんが、普通に1コインクリアくらいは可能です。


ただ、インテリア的なガジェットとして方向性を優先した為なのか、デフォルトの設定は見た目優先でプレイに向かない設定になっています。この辺の誤解が遅延騒ぎを引き起こしてる原因だとは思いますので、どうすれば改善できるのかを書いておこうと思います。

・本体設定の「フィルタリング」はONにする

本体設定の「フィルタリング」に関してはONとOFFが逆だという意見をよく目にしますが、個人的にもその通りだとは思います。ただ、メーカーもそれは把握していて配信番組でその理由に触れていました。

デフォルトの「OFF」の状態だと、画面表示にエフェクトがかかるため、処理負荷が上がり、結果的に操作遅延が大きくなります。これは個人的に検証した際も体感出来る程の差がありました。

「ON」の状態だとエフェクトがかからないため操作遅延は小さくなります。
この状態だとドットがくっきり表示されますが、元々の解像度で表示されている訳ではなく拡大して表示されているので「サイバリオン」の漢字表示などはガビガビな表示になってしまいます。

デフォルトが表示エフェクト「あり」なのは見た目を優先した結果なのでしょう。


・プレイする際は遅延の少ない外部ディスプレイに出力する

本体の液晶ディスプレイは表示遅延があるようです。これは製品仕様なので仕方のない部分です。このサイズで遅延の少ない液晶パネルもあるのかもしれませんが、コストや価格にダイレクトに影響すると思われます。

ですので、HDMIで遅延の少ない外部ディスプレイに出力すれば改善されます。ただし、遅延の激しい外部ディスプレイにつなげてしまっては意味がありません。ゲームモードの無い一部液晶テレビなどは画像を加工してから表示する機種があり、物凄い遅延がある場合がありますので気を付けなければなりません。


・電源は推奨された定格の物を使う

古いUSBアダプタや、アキバで投げ売りされているようなUSBアダプタは給電が不安定だったり、定格に満たないものがあるようです。

ここでやっかいなのは定格に満たなくても動いてしまう事です。ただし、定格に満たない状態だと性能が低い状態で動くらしく、その状態では遅延が大きくなる可能性があります。処理の重いゲームであるほど影響は大きくなると思われます。

この製品には電源用のUSBゲーブルは同梱されていますが、アダプターは付属していません。コストとの兼ね合いだとは思いますが、このせいで質の悪いアダプタを使われてしまい、トラブルの元になってしまっている気がします。

また、アダプターだけでなくケーブルにも給電能力に差があります。これに関しては付属しているケーブルを使うのが正しいですが、手持ちのケーブルで済まそうとする人も多いでしょう。また、コネクタの形状変換アダプタなどが付いている場合は接触不良で不安定になる可能性もあります。

個人的に測ってみた感じでは、パドルコントローラーをつなげた状態で5.1V で最大0.9A程度でした。最低でもこの数字を安定的に供給できるアダプタを使う必要があると思われます。接続するコントローラーが増えれば必要とされる電源も増えるかもしれません。


とまぁ、そんな感じです。他にもプレイしたいゲームが結構あるので、動画取りつつ楽しんで行きたいと思います。


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