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負の遺産と温故知新

若い頃はお金が無いので買えなかったゲームや後から知って気になっていたゲームが、暫く経つと中古や新古で投げ売られていたりフリマアプリやオークションサイトでお安く売られているのを見るとついつい手を出してしまいます。

しかもコロナ禍やテレワークのストレスのせいなのか、毎週の様に買い漁っていた時期がありました。さらにGEO等のゲームショップで在庫処分セールがあると、ついつい足を運んでしまいます。(出遅れたのでサッカーしか残ってませんでした)

そんなこんなで、ふと我に返ると結構な数のゲームソフトが居住スペースを圧迫しています。さらに冷静に考えると、この数のゲームを真面目にプレイした場合、かかる時間的を想像すると当方が死ぬまでの間に消化できるとは到底思えません。

買う時は「まぁ、レトロゲームは値上がりする事もあるし、一種の資産だから・・・」とか考えていたりもしますが、居住スペースを圧迫している上に死蔵される事が予想されるのであれば、それはもう資産ではなく、負の遺産なのではないか・・・とか思ってしまう事もしばしば。

ですので、最近は集める事よりもプレイする事に重点を置いています。さらに並行して、限りなく衝動買いに近いタイトルやゲーム体験的にそれ程意味が無いであろうタイトルの処分も考えたりしています。

古いゲームを今遊んで面白いのか?という疑問もあろうかと思いますが、面白いゲームは時代を選ばないのでその辺は意外と問題になりません。もちろんイマイチなタイトルもありますが、「これはこういう所に問題があったんだろうなぁ・・・」と温故知新的な学びがあったりするので、それはそれで勉強になります。

というわけで、ここ数日プレイしてたのがPS3版「オブリビオン」です。

なんでPS3版なのか?と言うと一応理由がありまして、公式に日本語ローカライズされているのは多分PS3版だけです。同じ理由で過去にディアブロ3をPS3版でプレイしました。(※PS3版ディアブロ3はアップデートが終了しています。この記事を書いている時点でPS4版はアップデートが継続されており、日本語で遊べます)

実はSteam版のオブリビオンも持ってはいるのですが、日本語では遊べません。買った当時少しプレイしましたが、やはり言語の壁は厚く色々な事が理解できないのですぐにプレイをやめてしまいました。

そのうち日本語化MODを入れて遊ぼうと思っていたのですが、Win10+GeForceの環境では動かないらしく、日本語で遊べる可能性は低そうです。

そんな状況で中古ゲームショップでPS3版オブリビオンが数百円で投げ売りされており「日本語環境はこれでプレイすればいいか・・・」という感じでだいぶ前に購入、現在に至る・・・という訳です。

実はこのゲームをプレイする前に続編である「スカイリム」に相当ハマっていた時期がありまして、「オブリビオン」への興味は「スカイリムの前作ってどうだったん?」という理由だったりします。

そして実際に「オブリビオン」をプレイして実感したのは、基本となるシステムはこの頃にほぼ完成していたんだなぁ・・・という事。「スカイリム」ではUIや表現の進化、システム的な拡張はありますが、基本的にプレイする内容はほぼ同じです。

そして当時プレイして挫折した理由も思い出しました。「オブリビオン」はメインクエストの序盤が難しい上に不親切なのです。これを他言語でプレイするのですから、マーカーやUIの完成度の問題も相まって相当にストレスフルだった記憶があります。

まぁ、自由度を売りにしたゲームなので、難しそうなら他の事をして欲しい・・・という意図の難易度なのかもしれませんが、序盤なので出来る事も比較的限られており、不親切すぎる気がします。

この辺「スカイリム」では改善されていて、序盤で途方に暮れる事はありませんでした。UIやマーカー、マップも進化してNPCやランドマークの配置密度も高くなっており、非常に没入感のあるゲーム体験を味わう事が出来ました。

前作なので当たり前といえば当たり前なのですが、こういう違いは比較しないと気が付かないかもしれません。

あと、Havok使ってるんですねこのゲーム。そして日本でパブリッシュしてる会社は現在では合併して社名が変わってますね・・・

そういう、ゲーム以外の面白さも追及しながら積みゲー消化を頑張って行きたいと思います。


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