なかたにまさき

東京都在住。男版・安達祐実になりたい童顔のゲイ。 言葉にしづらい心の声と、それと向き合って活力ならぬ”勝つ力”にしていくためのひとりごとのページ。 主に過去から発掘したポエミーな投稿と、ただの日記を更新中。時々#チャレンジも。 ※ヘッダー写真は成田凌くん。

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君がくれた自転車

何年前の話になるかな。名古屋駅の近くの映画館で働いていた頃。一時期、直線距離にしておよそ5kmくらいを自転車で通勤していた。 その仕事先で仲良くなった3つ年下のバイトで働いていた子に、ダメだとわかっていながら恋心を抱いたのです。とても頭が良く、大学院に進んで弁護士資格をとるための勉強をしていた子で、試験にも1発合格してしまう程の努力家だった。この子の話は、他の記事でも少し記述したと思うのだけど、見事気持ちをぶつけて玉砕。少しの間冷却期間もありながら、いろんな人生の節目でお互

    • 『瞬き』

      更新自体が久しぶりになってしまいました。 意欲が枯渇していますね!笑 加えてリアルもなんだか停滞気味、気分が落ち着かないけどなんとか必死で生きている・・・そんな感じ。 自分のために、何かこう、もっと内側から外へ外へ言葉にしていきたいんだけど最近は、年齢のせいか脳も年老いたのを実感。 昔ほど、考える力がなくなっていかんなぁって思うところです。 何かしなきゃいけない、ということも後回しにしがちな実生活。 例えば片付かない、食卓の上の雑多なガラクタを片付けるとか。 したいことを

      • 同じ街の、同じ空の下で。

        一緒にいると何故だか知らないけど、無条件でパァッと視界が明るくなるような気がする人がいる。 そういう人っていうのは無意識にポジティブな感覚で普段から生活していて、逆に普段からマイナス思考で生きている僕にとっては真逆の性質の人で、とても羨ましくなる。 下品な言い方をすると”アゲマン”とか”サゲマン”とかいう言葉で表現されるように、でも本当にそう、そういう人といるとまるで引き寄せられるように、前向きな感覚を持てるような気持ちになってくる。 僕が10年前、4年くらいの間一緒に過ご

        • 『星空の夜』

          生きていくことって、自分自身との一生の付き合いで その自分と付き合うのだけでも一苦労なのに 周りにたくさんの人がいて 傷ついて、時には傷つけて 思いも寄らない悲しいことや 逆に嬉しいことに巡り合ったりする 僕は気がつけば自分のゲイというセクシャリティを 生活のどこかで受け入れて寄り添って生きていくことを受け入れたけど 心のどこかでは「ゲイじゃなかったら」の人生を思い描いたりする きっとこの広い世界のどこかでは 僕が出来たその自分を受け入れることが出来ずに 今ももがき苦しん

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        君がくれた自転車

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        • さよならの自叙伝
          4本
        • 15本
        • #30DaySongChallenge
          30本
        • 作品レビュー
          1本

        記事

          『ダンスフロア』

          ダンスフロア。 人影はまだまばらだ。 角のテーブルで瓶を手に揺れる若い奴ら。 盛り上がるのはもっと遅い時間だ。 客が増えてフロアをひしめく男女。 ブロンドの外国人も多く国際色豊かだ。 その人波の奥に君の姿を見つけたけど、 声をかけなかった。 思い思いがそれぞれに 好きなようにやれば。 誰かが傷ついて、 片方は知らん顔。 それが世の常、人の常。 君の姿を、 本当は見つけたけど 声をかけなかった、 それで良かった、と言い聞かせた。 ある日道端を歩いていると 洒落たカフェが

          『ダンスフロア』

          旅の終わりは次の旅立ち

          街中の喫茶店にコーヒーを飲みに行くと、誰も彼もがraptopのキーボードをカタカタ言わせながら作業をしている。 それをなんとなく眺めながら、そう言えば自分も持ち出せるサイズのMacBook Airを使っていることを思い出して、同じように外出先で作業をしているのを想像してみる。 Appleを使っている人の多くは、なぜだかその本体剥き出しのアルミニウム感満載の状態で使っている方ばかりで、スマホと同様にクリアカバーを裏にも表にも被せている自分のそれとは違う。 背面にあしらわれたリ

          旅の終わりは次の旅立ち

          『蟹座の溺れかけた町』

          ある春の終わり、3年と少しの時間を一緒に過ごした彼と別れを決めた僕は、勤めていた映画館で知り合い、長い年月付き合いを続けることになった女友達の引っ越した、京都へ遊びに行った。その帰りのバスの中で、ぼんやりと外の景色を眺めながら、彼のことを考えていた。 そのおよそ一年前、半ば突発的にある人の死で背負うことになった悲しみに折り合いをどうつけて良いのかわからず、少しずつ変わってしまったふたりの空気。自分以上に彼の方がつらさは大きかったはずなのに、繋いでいたはずの手を手放したのは僕か

          『蟹座の溺れかけた町』

          『虹のむこうに』

          2006〜2007年頃の作。 思えば、結局こんなふうに大事にしていた人とも 離れ離れになってしまって、時間が経った。 一緒にいる人は変わってもその人のことを、 忘れるわけじゃないし、変わらずに大切に思う。 そんな人が増えていくってことを 悲しいことや寂しいことだとせずに、 嬉しいことなんだって思えるようになれたら、 またひとつ、素敵な出会いがそこにあったんだって 受け入れていけるんだなって今だからこそ言い切れる。 ずっと一緒にいたいと思うのは、素晴らしいこと。 でも、ずっ

          『虹のむこうに』

          『僕が君にできたこと』

          出来ることは全部、 やったつもりでいた。 嘘も我が儘も聞いてきたんだ。 知らない振りだってしたし。 待ち合わせも、時間なんていくらでも待てた。 誓いは叶わずに ふたりは離れた。 悪戯に「もう、ダメだね」と よく言ってたけど... 問い質す言葉に 意味を求めたってきっと 仕方がないから ただ「そうかもね」って。 君の見ていた夢を嘲笑う、 すべてのものから守りたかった。 その輝きが好きだった、 住み慣れた街を捨てるのも 怖くない程に。 乗り越した駅で、居場所なんかないのに。

          『僕が君にできたこと』

          『ひとり遊び』

          おはようございます。今日は、仕事前に少しゆっくりできる朝なので神田の某コーヒーショップより。記事を更新しておかないと、自分のモチベーションも維持できないかな、と思いつつ何かしら残しておこうと思いまして。 とは言え日々徒然思う心の声を日記として、汲み取る作業にするととんでもなく時間費やすので、さらっとね。 詞的なものをnote記事に残してはいたものの、そのすべてがほとんど長い年月遡って残っていたものの遺物だったので、近年あまり創作物を残していなかった欲をなんとか振り絞って書

          『ひとり遊び』

          書きたいこと、浮かんできて。

          少しだけお久しぶりです。更新が滞ってしまいまして・・・いろいろと書きたいことも頭の中に浮かんでいるのですが、それを言葉にして残す時間がないという。構想だけでも、とちょっと書き留めておけたらなと思い今回の記事に至ります。 まずはね。最近少し。やりとりをしている子のことですね。若い子となんでか知り合いLINEや通話でやりとりをしているのですが、自分の年齢の半分も下っていうね。笑うよね。まぁ、その子とのやりとりで感じる価値観の違いとか、いろいろ思うこと。 それから、最近ドルガバ

          書きたいこと、浮かんできて。

          僕はいつでもSTRAY SHEEP

          毎週5連勤の仕事を今までしたことなかったので、へとへとのなかたにまさきです。こんばんは。 そして毎日、やっていることが本当に多種多様で、なんだか毎日刺激の日々です。 詳しいことは書きません。自分の立ち位置がまだわかんないから。笑 今は手探りで何もかも、中途半端な気がするから。自信持てるまでまだ時間かかりそう。 そんな中ですね。日曜日、月曜日は連休を頂いているので、やっと時間がゆっくりと取れました。おかげで、今週発売になった米津さんの新譜にやっと手を出せた・・・。 とり

          僕はいつでもSTRAY SHEEP

          不安の種がキレイな花を咲かせるなら。

          こんばんは。なかたにまさきです。 今回は、note始めて初。MacBookからではなく普段使いのiPhoneから。 特にね、書きたいことはまとまらないんですけどね。日々、お疲れで、明日や明後日のことが不安で、なにが?と聞かれるて答えるとそんなことで?みたいな恐れを抱えて毎日毎日やりすごしているなぁ、なんて思っているわけです。 それはさ、社会人になってから行くことなんてなかったスクールっていう学びの中、演習があるのを誰とやらなきゃならないかな、っていう予行妄想だったり、そ

          不安の種がキレイな花を咲かせるなら。

          私の頭の中のスイッチ

          こんばんは、なかたにまさきです。 お久しぶりになってしまいました。と言っても、今はどうにもこうにも日々流れに流されているので精一杯で、色々と頭の中がごちゃごちゃです。と言うのも実際に頭で考えていることを体に覚えさせること、動きとして身に着けていくことの難しさに直面して困惑と不安を覚える日々・・・。 不安を覚えると、自分が今やっていることは果たして、自分がやらなければならないことなのか?向いていることなのか?という恐怖心や目を背けたくなる気持ちに近づいてしまったりして・・・

          私の頭の中のスイッチ

          蒸し暑さと、雨と雲間の日差しに思うこと。

          おひさしぶりです。なかたにまさきです。 本日はラップトップという言葉通り膝の上にMacBook載せてポチポチやっております。特に書きたいことはない。ただ、生存確認と、なかなか日々アウトプットできていない自分自身の中身を吐き出しておきたいだけです。 毎日暑いですね。雨もしばしば降ったりして。そんな中熊本のほうではまたも災害に見舞われてしまい、なんだか連日地球が日本を中心に破壊活動を開始したかのような気持ちになってしまいます。コロナしかりね。 まぁ、コロナ問題はさ、もう日々

          蒸し暑さと、雨と雲間の日差しに思うこと。

          目の前に灯火をかざして。

          今月に入って、突然怒涛の日々を繰り広げてかれこれ。もうすぐ1ヶ月だな。何を見ればよいのだろう、何を語れば良いのだろう、何を感じれば良いのだろう、一つ一つの出来事に、一人一人との出会いに、何度も何度もそんな疑問を抱きました。 ここへ来て僕は、本当言うといまだ自分の選択をまだ噛み砕けていなくて、言葉にするのも躊躇っていて、理解が追いついていない状態の自分にムチを当てて、それでもやっていけ、やってみろ。本気かどうかは別として、お前が選択したんだ、と言い聞かせて生きています。 今月

          目の前に灯火をかざして。