僕の地球を守って -テイルズオブグレイセスエフ リマスター-(週記:1月25日)

1.雑記

伊勢丹で開催されているメタファー:リファンタジオのコラボイベントで購入したシーカーのアクリルキーホルダーですが、チェーンの部分を残してどこかに消えてしまったので、断腸の思いでもう一つ買いに行きました。探究者のアーキタイプなので、どこかに旅に出たのでしょう。仕方がありません。
このコラボイベント、絵が飾ってあったり等身大パネルが飾ってあったりと、個人的には興味深く見たのですが、土曜日の昼間でもほとんど人が入っていません。もう会期も終盤だからでしょうか。メタファー自体はとても面白く、製作者の方々の気概を感じる素晴らしいゲームだったと思うのですが、若干は人を選ぶ要素もあると思うので(ニンゲンの造形とか)、ファンは伊勢丹のような日の当たる場所には出て来ないのかもしれません。伊勢丹自体がそこまで混んでいませんでしたが。

2.今週のゲーム

テイルズオブグレイセスエフ リマスターは無事にクリアしました。楽しくプレイ出来ました。未来への系譜編も含めて30時間くらい。グレードショップを少し活用してしまったので、原理主義者の皆様から誹りを受けても言い訳のしようがありません。昔のゲームですから、何卒…。いのまたむつみさんのキャラデザインがもう拝めないと思うと、やはり寂しいものはあります。

先週も書いた通り、アスベルとヒューバートの父親が非常に理不尽で、かつ自分の思いや意図を直接は語らないので、これでは子供はたまったもんじゃない、という感想は持っています。そりゃヒューバートもひねくれるぜ。こういう、自分の意図を説明せず、よくわからないけど妙に性格が悪いというキャラがゲームにはよく出てきて、テイルズオブアライズのシオンなんかもそうだと思うのですが、個人的にはあまり感情移入できない。大概は何らかの事情を持っていて、それが開示されることがカタルシスだと思うのですが、報連相の概念が染み込んでいる典型的日本の社会人からすると、「なんで最初に言わへんの?」という気持ちになります。特に、お父さんの場合は隠す理由が羞恥心くらいしかないですからね。前ラント領主とヒューバートの二人については、「性格悪いなぁ~」と思いながらプレイしていました。パスカルの方がよっぽど現代っぽいキャラだと思いますが、お風呂に入らないという設定は、世間から乖離した研究者を表現するには古典的過ぎるとは感じます。でも、あの髪型(髪色)はとても現代的

未来への系譜編で、RPGによくある、進んでいるにも関わらず同じところをループする森が出てきます(厳密にはちょっと違うけど)。特にファンタジーなRPGではよくあるダンジョンで、迷いの森的なモチーフだと思いますが、同じ景色をずっと見させられてあんまり楽しくない。常にインタラクティブであってほしい。表現としては、意図がとてもよく理解できるのですが、ちょっとゲーム的ではないんじゃないかな、とぐるぐる回りながら思っています。

上記の通り、いろいろと引っかかるポイントはあるものの、戦闘は面白いし、カスタマイズ要素もあって、繰り返しになりますが楽しくプレイ出来ました。テイルズのブランドに見合ったゲームを継続的に出すのはなかなか大変だと思いますが、技術の進歩に伴い現代を舞台にしたゲームが増える中、ファンタジーど真ん中を突き進むテイルズシリーズの存在は貴重だと思います。いちプレイヤーとして、製作者の皆様のご健勝とご多幸を祈念しております。ブルーアース!(※)

3.今後の予定

ToGfは終わったので、次に購入する予定のソフトは2月末のモンスターハンターワイルズ。個人的には次世代機で発売されるMHの方が好みなので、とても楽しみ。以降、ゼノブレイドクロス ディフィニティブエディションユミアのアトリエ ~追憶の錬金術師と幻想の地と続きます。発売日がほぼ同時なのが頭の痛いところ。幻想水滸伝I&II HDリマスターはいったんスキップの予定ですが、買うだけ買うかもしれません(Iは未プレイ)。ディフィニティブエディション版のサントラ、私は待ってますよ。

(注記)

※:ブルーアース!
ブルーアースはテイルズシリーズに存在する隠し秘奥義。秘奥義中に特定のコマンドを入れる等すると発動する。ToGfの場合は、未来への系譜編のラスボスが放つ秘奥義に対し、特定のコマンドを順序に従って入力することで、味方側のカウンター秘奥義として発動する。筆者も意気揚々と試したが、入力失敗してパーティ壊滅→ラスボスが秘奥義を打つ前に撃破してしまう→入力失敗して全滅→成功と、ラスボス戦を4回繰り返す羽目になった。このご時世、動画を探せばいくらでも出てくると思うが、どうしても自分で試してみたくなる。これがゲーム脳。

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