週記(1月4日)
1.背景
この1月で40歳になるのですが、自分の人生を見返してみるに、最も思考や発想に切れ味があったのは大学生の頃だったのではないかと思います。あれから20年近くが経ち、当時の頭脳に経験が足されることにより、さらに自らの思考が鋭利に尖ったかというと決してそんなことはなく、年々発想は衰え、考えることが億劫になり、面白いことも浮かばなくなっているような気がしてなりません。
当時の自分と今の自分、果たして何が違うのか。変わったことも変わらなかったこともあるとは思うのですが、個人的に最も変わったと評価しているのが読書量です。大学時代は読書(※1)にはまっており、特に大学2年生の頃は1冊/日のペースで読んでいたと記憶していますが、人は経年と共に若いころの経験を必要以上に大きく偉大に見せようという傾向が増すということがわかってきていますので、おそらくこの話も盛られています。しかしながら、今は月に1冊すら読みませんので、読書量が減っているという事実は明らかです。
そしてアウトプット。筆者が大学生だった2000年代は、いわゆるSNS(※2)がその産声を上げた時期であり、筆者も多分に漏れずオレンジ色で最近2代目が登場したSNSに文章を書いていました。それも毎日。あのオレンジ色のSNSは、基本的には内輪向け、マイなんちゃらという実際の知人ベースのコミュニティに発信するのがメインの活用だったので、筆者の文章も基本的には知人に向けたものでした。知人に向けた文章を毎日執筆し、そして公開する。友達も少ないのに。振り返ると正気の沙汰とは思えませんが、当時はこういった大学生が多く存在したということだけは強調しておきたいと思います。つまり、自分だけではないということを示して羞恥心を和らげようという意図ですが、何が言いたいかというと、現在と比較してアウトプットの量が比較にならないくらいに多かった、ということです。今はXの更新すらままなりません。
不惑も目前にして、どうにもなまくら刀と化していく自分の思考に嫌気がさし、どうにか当時の切れ味を取り戻せないかと思ったのが2024年の12月末。この2025年から読書量を増やし、アウトプットも増やそうと思い立ったわけです。かといって、仕事もあるし、ゲームもやらないといけないし、時にはしくじることもあり、ちょっぴり悲しい時もある(※3)。そう、毎日は無理です。なので、基本的には1回/週のインプット・アウトプットを目指していこうという魂胆です。もちろん、予告なく変更となる可能性も高いです。
筆者は人より少しだけゲームが好きなだけの、何の変哲もないオフィスワーカー(不惑)ですので、基本的にはプレイしているゲームの感想や読んだ本に関すること、あるいは日常で起きた何らかの出来事に対する何らかの呪詛のような言葉くらいしか語る対象を持たないのですが、それでも同年代のゲーム好きおじさん・おばさんに届くと信じて、可能な限り頑張りたいと思います。何卒よろしくお願いいたします。
2.雑記
30 MINUTES MISSIONSのBALAM INDUSTRIES BD-011 MELANDER ライガーテイルを買い逃していたのですが、年末に帰省先で立ち寄った日吉津のイオンにしれっと売っており、買いました。これまで、自分の実質的な出身地が鳥取県であることについて、特にアドバンテージを感じる機会がなかったのですが、初めて山陰地方に感謝をしています。ありがとう日吉津のイオン。スティールヘイズもあればなお良かったけどね(※4)。
3.今週のゲーム
12月中旬まで風来のシレン6の超・神髄に挑んでいて、あまりにも打開の見込みが立たないことから年を越してしまうのではないかと危惧していたものの、白紙の巻物を2枚ゲットからのクロンの試練で祝福からのねだやしの巻物3連打という僥倖で無事に踏破しました。そして、それ以降にやるゲームがありません。やっていることと言えば、毎週火曜日にジュノ:ザ・ファーストウォークを踏破してオルデール古銭を集めているくらい。もうケーツハリー装備も全身強化が目前なので、来週がジュノ:ザ・ラストウォークの見込みです。
前回のミソロジー・オブ・エオルゼアも、世界観・ギミックともに非常に良かったと思っているのですが、ジュノもとても良い。特にPrishe of the Distant Chains。個人的ジュノで最も凶悪なギミックはギガスラッシュ・ナイトフォールで、時点はギガスラッシュ(※5)。アライアンスレイドではテトラパゴスを彷彿とさせる被弾率。まぁでも、遊園地でグロテスクな着ぐるみに追いかけまわされるよりマシです。
1月前半も、新しく購入するゲームはなく、次はテイルズ・オブ・グレイセス・エフ リマスター。24年はP3、ロマサガ2、DQ3とリメイクが非常に印象的な1年でしたが、25年はどうでしょう。個人的にはゼノブレイドクロス ディフィニティブ・エディションに大いに期待しています。サントラと2を出してくれ!
(注記)
※1:読書
筆者が読書をするようになったきっかけは定かではないが、大学時代の友人が非常にミステリーに造詣が深く、その影響はあると思う。筆者もミステリーを多く読んでおり、好きな作家は宮部みゆき(『龍は眠る』)、森博嗣(『黒猫の三角』)、伊坂幸太郎(『モダンタイムス』)。めっちゃメジャー。近年では宮内悠介(『彼女がエスパーだったころ』『トランジスタ技術の圧縮』)。カッコ内は好きな作品。敬称略。
※2:SNS
オレンジ色のあれは、当初はソーシャルネットワーキングサイトという二つ名だったと思う。当時、毎日書いていた日記は、全て削除したので、今はもうない。少しもったいないことをしたという思いもあるが、『ハチミツとクローバー』にもあるように、青春の塔は崩すまでが作品の一つである。
※3:時にはしくじることもあり、ちょっぴり悲しい時もある
かつての国民的アニメのエンディングより。
※4:スティールヘイズもあればなお良かったけどね
スティールヘイズとナイトフォールは購入できていない。ROBOT魂のIB-07: SOL 644 / AyreとIB-C03: HAL 826 / Handler Walterは持っている。ところで、ROBOT魂はエア→ハンドラー・ウォルターの順で発売されているので、次はオール〇インドだと思うのですがどうでしょう?
※5:ギガスラッシュ
ギガスラッシュはエフェクトの出た範囲に270度ほどの範囲攻撃2回。ギガスラッシュ・ナイトフォールは3回。範囲が視認しづらく、油断すると3回目を見逃したり避けている最中に忘れたりしてしまうので、被弾しやすい。DQの技とは別だと思うが、剣で薙ぎ払うので実質は同じ。