紆余曲折の地 -ELDEN RING- (週記:2月8日)
1.雑記
フランクリンバッヂを買いました。神保町のお店で。これで雷も怖くありません。古来より、ゲームでは様々な雷を防ぐ手段が存在しましたが、最も我々の心に哀愁をもって訴えかけるのがこのフランクリンバッヂではないでしょうか。個人的には、サガシリーズのラバーソウルが好きですが、ゴムが雷を防ぐというのもかなり一般的になってしまった気がします。本当に防ぐのか、試したことはありませんが、ジャンプして雷を受けて、刀を振って相手に飛ばす(※1)よりは、ゴム底の靴を履いておく方が現実的な気がします。巴流にしか通用しないかもしれないし。
2.雑記その2
筆者が普段から聞いている音楽の80%はゲームのサウンドトラックですが、サントラというのはその元となったエンターテイメントに対する思い出とセットになることで力を発揮すると思うので、基本的にはプレイしたゲームのサントラ、特に音楽が特徴的なゲームのサントラしか買いません。しかしながら、たまたまYouTubeでRTAを見ていて、未プレイにも関わらず突き刺さってしまい、サントラあるかなと思いmoraを検索したら出てきたので、買ってしまいました。心に突き刺さった曲は"Brahman"(※2)、元のゲームは"DIGITAL DEVIL SAGA アバタール・チューナー2"(※3)です。
これもネタバレかと思いますが、Brahman自体はDDSAT2の最後、ラスボス戦の曲であり、サントラは1作目とのセットで138曲あるので、1曲目から聞いていてまだBrahmanには辿り着いていません。ゲームもプレイしてみたいですが、元のハードがPS2でリマスターもリメイクもされていないし、何となく権利的に難しい気もするので、期待せずに待つくらいにした方がいいかもしれません。"アスカ見参"(※4)よりは期待していいのかな…。
3.今週のゲーム
引き続き"ELDEN RING"の三週目に勤しみつつ、途中で"モンスターハンターワイルズ"の味見(ベータテスト)を挟んで、たまたまX(※5)で流れてきた"ミステリーの歩き方"を衝動買いして、こちらは今日からプレイ中。こういったアドベンチャーは、ライト層への良い入口になると思うのですが、アドベンチャーをやりたいからゲーム機を買うというのも違う気もするので、なかなか難しい。"428"とか、"春ゆきてレトロチカ"とか、"パラノマサイト"とか、面白いアドベンチャーは多いのですが。
ELDEN RING、主たる目的はDLCのNPCイベント回収なので、本編のイベントやダンジョンは必要なものだけ済ませてさっさと進めてしまえばいいのですが、気付いたらラニやら火山館やらを真面目に進めていて、途中で我に返ります。いや、でも、ボスのルーンが美味しいし…狂い火エンドだけ達成してないからハイータもやった方がいい気がするし…。ラダーンは倒し、純潔騎士褒章も取ったので、あとは血の君主の方のモーグを倒すだけなんですが、実際には忌み子の方だけ倒して、次は巨人たちの山嶺。本当に恐ろしいゲーム。止め時がわかりません。
(注記)
※1:ジャンプして雷を受けて、刀を振って相手に飛ばす
”SEKIRO -SHADOWS DIE TWICE-”より、作中のボスである”巴流、葦名源一郎"戦で突如として使えるようになる技、雷返しのことを指している。源一郎が飛ばしてくる雷をジャンプで受け、相手に返すことで反撃する。巴流の雷にしか通用しないのか、例えば自然の雷を受けた時にも返せるのか、その時は誰に返すのか、謎は尽きない。
※2:Brahman
同名のロックバンドとは無関係。
※3:DIGITAL DEVIL SAGA アバタール・チューナー2
厳密にいうと、筆者はゲームは未プレイだが、小説は読了している。
※4:アスカ見参
"風来のシレン外伝 女剣士アスカ見参!"。風来のシレンシリーズの外伝的作品で、シリーズではおなじみのアスカが主人公。懐かしきドリームキャストで発売され、のちにWindows版としてPCに移植される。風来のシレンシリーズでも名作と名高く、いわゆる"もっと不思議"枠である白蛇島や、その高難度版である裏・白蛇島の難しさで知られる。そのクオリティにも関わらず、権利的な難しさがあるとされ、これまでリメイクやリマスターがされておらず、特にWindows版はネット上で高値がついている。筆者は、大学時代に大阪梅田のヨドバシカメラでたまたまWindows版を見つけ、評判の良さなど全く知らず、「へーこんなのあったんだなぁ」と気軽に定価で買って所有していたが、いつの間にか失くしてしまった。筆者の歴史の中における取り返しのつかない失態の一つであり、いまだに後悔している。
※5:X
同名のロックバンドとは無関係。