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A Farewell To Arms

どうも、お久しぶりです。Ford氏です。
この度読書拷問明け致しましたので、報告しに参りました。

A Farewell To Arms / Ernest Hemingway

 



第一次世界大戦下の男と女の愛。
ありふれた内容だか、なぜここまで長く愛されている作品なのか、それはこの物語を読んだ人こそ理解し味わえる内容であるとFord氏は思う。



戦争の内容よりも、フレデリックとキャサリンの物語が中心で、ページをめくる事に熱く醒めない互いの愛が構築されていく。 二人の他愛もない会話。なんとも愛おしいダイアログ。小さな幸せの積み重ねが水にインクを垂らしたように全体にゆっくりと広がるかのよう心を染めてゆく。

 

今回はSpecial edition なので、Hemingwayの当時のmanuscript が途中にうかがえる。




そしてAppendixには20pages 以上に渡り改訂された文書を読むことができ、練り直された箇所を読むことが出来る。無駄な部分を削ぎ落とし、新たに加えたり。

一番最後にはalternative endingとして、いくつか用意された違った結末を味わうことが出来る。
【でもHemingwayはあの結末を選んだ。】


そして、当時Hemingwayが考えてた本タイトルの一覧が書かれていた。
でもやはり A Farewell to Arms が一番しっくりとくるのではないでしょか。


翻訳版では武器よさらば
日本国でも少なからず多くの人が読了しているかと。
しかし訂正された箇所といくつか用意されていた結末はオリジナル版でしか読むことができない。

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