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氣づきの国語辞典「レキ」編

暦→ 「屋内で整然と稲をつらねる」象形と

「太陽」の象形から、日の経過を整然と順序立て

ることを意味し、そこから、「こよみ(天体の運

行を測り、その結果を記したもの。カレンダ

ー。)」を意味する「暦」という漢字ができた。

歴→ 「屋内に稲を整然と並べた」象形と「立ち止

まる足」の象形から、整然と並べた稲束を数え歩

くことを意味し、そこから、「すぎる」・「かぞ

える」を意味する「歴」という漢字ができた。

※「歴」は「歷」の略字。

日本の歴史上、暦は欽明天皇14年、西暦553年の

6月の出来事を記した日本書紀に、初めて「暦」

という言葉が登場する。

それから約50年後の推古天皇10年、西暦602年

10月の記事にも登場する。

甥の聖徳太子が摂政として、天皇の政治を助けて

いた。「暦は、これからの日々がどのような吉凶

を持つのか、また、どのように季節が巡っていく

のかがまとめてあるもので、先々の予定を立てる

上で大変役に立ち、国を一つにまとめるためには

欠かすことができないものです。その国ならでは

の暦を定めてこそ、一つの国として成り立ち、外

国からも認められるのではないでしょうか」と諭

したといわれている。

日本独自の暦と祝祭日、吉日の本来の意味を理解

することがとても大切なので、氣づきのがっこ

う。では一つ一つ取り上げていく予定です。

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