氣づきの国語辞典「メイ」編
名→「月」の象形(「夜明け」の意味)と「口」の
象形から、夜明けに雄の鳥が鳴くことを意味し、
それが転じて、「な・なのる」を意味する「名」
という漢字ができた。
※「夕」は「明」の省略体。
姪→「両手をしなやかに重ね、ひざまずく女性」
の象形と「矢が地面に突き刺さった」象形からこ
こでは、「迭(テツ)」に通じ「かわるがわるす
る」の意味から、「その女性にかわるがわる仕
事を分担する女性」を意味し、そこから、「め
い」を意味する「姪」という漢字ができた。今の
姪の意味とは大きく違うことに驚き。
盟→「太陽の象形と月の象形」(明るいの意味)と
「食物を盛る皿」の象形から、諸侯(国家を治め
る最高位の人から一定の土地を支配する事を許さ
れた人)の間で互いに疑問とするところを明らか
にさせ、生け贄の血をすすり合う、「ちかう」、
「約束する」を意味する「盟」という漢字ができ
た。なかなかおどろおどろしい漢字やな~。
銘→「金属の象形とすっぽり覆うさまを表した文
字と土地の神を祭るために柱状に固めた土の象
形」と「月の半ば見える象形と口の象形」から転
じて、「名乗る」の意味から、「金属に名を刻み
付ける」を意味する「銘」という漢字ができた。
命→「冠」の象形と「口」の象形と「膝まずく
人」の象形から神意を聞く人を表し、「言いつけ
る」、「(神から与えられた)いのち」を意味する
「命」という漢字ができた。
だから、神様の名前には命(みこと)が入っている
のか。
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