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モネはどうして「これで救われる?」と言ったのか
衝撃的だった第16週は本当にその解釈でいいのですか?
りょーちんが東京に来た。波乱の幕開けでした。そして未だその時のことを「許せない」という人達もいます。そして「これのおかげでモネは菅波への気持ちにきづいた」という人達もいます。
本当にそうでしょうか?
私の解釈はまるで違っています。そもそも私はモネは第8週で亮の苦しみを知ってから完全に「亮への想い」が募っている状態が続いていると解釈していました。(多分もうそこから解釈が違う人が多いと思います)
では、私の解釈をお読みください。
亮が東京に来て、菅波と鉢合わせした後、行方不明になって、モネの電話に亮がでたところからです。
モネはそもそも、震災前から亮のことが大好きでした。大好きで何でも分かち合って生きてきたのに、震災後、亮が離れていき、それは自分が音楽をとったせいであの日いなかったことで津波を見なかったからだと思い込みます。(今後そのことが描かれると予想してます ※ヒント…やよい濃)
モネは未知にもわざわざ「明日美は嘘はいわない」と伝えたところでした。明日美のこの言葉はモネにとって希望の光でした。
そもそも、亮はどうして、モネを好きなのにも関わらず震災後モネから離れたのか……。それは、モネが「亮のことをまるで自分のことのように受け止める」ことを知っていたからではないか、と考察しています。
だから、ちょっとした表情を見逃さず、引っ込めてしまった。
あの時も、そしてあの時も亮はモネが本音を聞こうとしても「大丈夫」「そういうのもういいから」と断ってきました。
オフショは救いですな……。
亮たちが帰ったあとも、モネの精神は落ち続けます。そもそも、第8週の亮の苦しみを見た後も、精神的にかなり落ち込んでいたのです。それよりもさらにひどい状態だったのではないでしょうか。
モネは亮にされてとても傷ついたのにもかかわらず、自分に好意を寄せている菅波に同じように「すがって」しまいます。
いかがでしたか。あまりにあなたの解釈と違っていて、面食らったでしょうか(笑)。でも、私はずっと第16週は亮だけでなく『モネも失恋した』と思っていました。
「モネの気持ちがわからない…」という声もよく見かけます。解釈をちょっとずらすともしかしたら何か見えてくるかもしれません。
「モネは頑張ってる」ハッピーエンドになることを祈って…
モネは亮を「同情ではなく分け合うことで助けたい」と思い、でも亮はその助けを「モネを傷つけるからいらない」と拒否しました。その二人の行き違いが、第16週で表面化し『悲しいすれ違い』を生んでしまったと、私は解釈しています。
このモネの心情を想うと私はback numberの「ハッピーエンド」を思い出し切なくなります。
この曲のタイトルとおり最後は「ハッピーエンド」になる……そうモネを想いながら、あと残り少ない物語を見ていこうと思っています。
脚本の流れだけでなく、謎解きを含めた考察も含めて解釈を抽出しています。
※あくまでも独自の考察であり解釈は人それぞれで楽しみましょう