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King&Princeはこれからも学び選択していくしそれを私は信じたい

あれから2年が経とうとしている。
「あれ」とは、あの1104、脱退動画が上がったあの日のことである。

未だ、5人のKing&Princeが諦めきれない人達もいるし、とっくに受け入れた人もいる。私は、といえば「やっと3人はKing&Princeに見えなくなってきた」「2人のKing&Princeが通常になってきた」ところだ。

それは5人時代の曲が聴けなくなって、2人の声ばかり聴いていたからかもしれないし、3人が3人で再デビューしてKing&Prince時代とは違う方向性を示してくれたおかげかもしれない。

さらに髙橋海人くんと永瀬廉くんが「王道のKing&Princeもしっかりやります」と5周年を完走してくれたことから、枝分かれした場所からしっかり2人の導くKing&Princeに付いていくことができたのかもとも思う。


2022年も辛かったが2023年も辛かった

2022年11月4日の夜、あの動画で受けた心の傷が1年で癒えることは到底なかったのだが、そこから1年後である2023年11月頃は、今度はジャニーズ問題でティアラだけでなく、ジャニーズのファンみんなが辛く過酷な思いを抱えることになってしまう。

▲2023年の秋から冬、この曲に随分励まされた…


これは、今も納得はしていない。証拠がまったく見せてもらえない水掛け論の中、「あったことにする」前提で何も落ち度のないジャニーズタレントたちが窮地に陥っていくのを、私たちは見ているしかなかった。

この1年で随分と多くのメディアと企業が苦手になり、信用できなくなり、私はあんなに飲んでいたサントリーのウイスキーを一滴も飲まなくなったし、NHKも全く見なくなった。

まるで超富豪の令嬢が、突然の家の没落によって、今まで優しかった周囲の人たちが冷たく去っていくという漫画のような体験をさせてもらった(笑)

いや、恨み節を言いたいのではない。
今ここで私が言いたかったのは、King&Princeの二人がこの2年本当に頑張ってくれたことを心から感謝したいということだ。

彼ら二人とも私たちが想像できないくらい辛かったと思う。3人が抜けて懸命に踏ん張っていた中、彼らが心から愛していた「ジャニーズ」を奪われた上に、番組を2つも失ったのだ。それでも懸命に二人は私たちの大好きなKing&Princeを守ってくれた。

きっと私たちも知らない、流れてしまった仕事もあっただろう。

しかし二人とも私たちにそんな様子は微塵も見せずに踏ん張ってくれたし、そんな中きちんと5周年の最後を花火大会で締めくくってくれたし、何よりKing&Prince株式会社を設立して、二人が真の「一蓮托生」「一心同体」として覚悟を決めてくれた

このことがどれほどお守りになったかわからない。とりあえず私にとって、心底お守りになっている。

だが、会社設立とは当の本人たちにとってはシビアだ。

ジャニーズ事務所の受け皿として設立された新会社STARTO事務所とはエージェント契約のみなので、マネージメントやトラブル対応などもこれからは彼らの会社が行っていくことになるのだろうと思う。

その証拠に、永瀬くんの耳のケガの報道があったときは、すぐに本人が否定してその報道を打ち消す行動に出た。これは今までのジャニーズ事務所の対応ではありえなかったことで、「本人が公式に否定する」こととそのスピード感に私は驚きを隠せなかったし、その覚悟を知ることになった。

King&Princeが過酷ながらも自分たちで歩むために、多くの味方をつけながら2人で自立するために会社を設立した

この事実は髙橋海人くんと永瀬廉くん二人の選択だ。

このすさまじい2年間をどうにかこうにか乗り越えてきた二人は間違いなく強くなっていると思う。そしてこの強さは「やさしさ」でもあるし「絆」でもあるのだと、今の二人を見ているととても伝わってくるのだ。

人は試練があったとき、
そこから何を学ぶのか、
そして何を選択するのか


学びと選択こそがその人の人間力だと思うし、この2年、King&Princeはそれがとても魅力的でチャーミングな人たちだった。先日配信されたアルバムRe:ERAの「Odyssey」や「Don't Grow Up」を聴いてさらにそう思った。


2年前の傷と、1年前の傷。
そこから何を学んで選択するのか何を信じるのか。

人によってそれは違うけれど、「私はKing&Princeの学んで選択していく力を信じてついていきたい」と思ったことを、2024年11月4日、ここに記しておきたい。

忘れないけど忘れないように。
そして二人へ、──今をありがとう。





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