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【おかえりモネ考察】未知の行く先を「陰陽五行説」で紐解く

未知はライバル?それとも…

▲明るいみーちゃんが見たいよね…

おかえりモネを見ていると気になるのが「未知」の存在。小さい頃から常にりょーちんとモネの間にいて、二人の話に耳を傾けていた妹。そして多分、震災後「りょーちんとモネが今までの関係ではなくなった」のを一番わかっている人。

第9週の金曜日にモネが「大事な人が大切なものを失うのをもう見たくない」と語ったときにも、未知の顔が映り、ああ未知はこれを「りょーちんのこと」とわかっているんだな、感じました。

SNSでは「未知はモネをライバルだと思っている」という声も多いですが、私はそうは思っていません。未知はりょーちんとモネの二人が憧れで大好きだった。だからこそ、モネがりょーちんからどんどん離れていくのが辛かったんだと解釈しています。

「私は私のやりたいようにやる」は、まさに、そんなモネに失望したからこその「宣言」。

あの日から、未知は亮のそばにいることを頑張ったんです。


未知の行先も「陰陽五行説」で解ける!?

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さて、そんな未知を「陰陽五行説」で紐解きます。「陰陽五行説」といっても、占いではありません(笑)。この物語の軸は「陰陽五行説」でできていると私は考察しています。詳しくは下記の超軽いノリのタイトルをお読みください。

まず、驚くべきことは砂時計です。

上記リンクの考察の中でも触れましたが「砂時計」という、衝撃のアイテムが出てきました。その砂時計が、なんと「未知の部屋」にも現れたのです。

▲まさにこのシーンの、この未知の後ろにその砂時計はあります。

その砂時計は本棚にあり「木製の枠に水色(青)の砂が入った砂時計」でした。上記リンクを読んでいただいていればわかると思いますが、それは=菅波です。最初見つけた時、何が起こったのかと動揺しました。なぜゆえに、未知の部屋の本棚から、菅波の砂時計が現れるのか……と。

「もしかして菅波と未知はモネのことで連絡を取り合ってるとか?」最初はその程度に思っていました。しかし、その後また、とんでもないものが現れてしまったのです。

まず……このシーンを覚えているでしょうか。

三生の「 俺らはUFOだってなんだって呼べんだよ!」という、あのシーン。幼馴染が東京に集結し、突然UFO話で盛り上がったあの回です。…りょーちんは改造人間になって、三生は泣いたという話でした。

UFOの話は「夢とか希望」という意味だったのかな、と受け取りその場はまるくおさったかのようでした。その後あの話題の第16週のコインランドリーの回へと突入します。

…そして物語は進み、UFOのことなんてすっかり忘れていた頃、突然ある衝撃的なものがでてきます。それは菅波の元患者、ホルン奏者の息子の部屋にありました。

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ホルン奏者と息子との間に、他の絵とは違う「力強く目立つ色」が使われたこの絵……。よく見ると「UFO」が描かれています。しかも「改造人間」に「号泣する男の子」そして他に男の子が1人、女の子が3人……。

SNSでも「これって幼馴染の話じゃない?どうしてこんなところに?」とささやかれていました。


どうしてUFOの絵がホルン奏者の息子の部屋にあったのか

この不思議な幼馴染とUFOの絵は、まさに「UFOとの遭遇」場面を描いたものですよね。映画好きの人なら、ここまで言えばわかるかもしれません。

UFOとの遭遇といえば……

「未知との遭遇」です。

…そうです「未知」が出てくるのです。…でもホルン奏者の息子の部屋にあるのはどうしてなのか……。

ここで思い出したいのが、先ほど、未知の部屋に現れたという「木製枠の水色の砂の砂時計」=菅波です。


実は、この砂時計=天地がひっくり返る…という意味ではないかと考察しています。砂時計はくるんと天と地をひっくり返して使うものですから。

天地がひっくり返るとは「世間がひどく驚くような事柄のこと」

のことです。

要するに、

UFOの絵

(ちなみに「結婚が保留」とは、その話が宙に浮いた状態のことをいい、決して婚約したわけではありません。勘違いしているTweetを多く見かけます)

菅波と未知は既に、東京で出会っています。「永浦さんの妹」「お姉ちゃんの彼氏」として。

ということは、ここでの「未知との遭遇」は間接的な出会いではなく「個人の男女として」の可能性が高いのではないか……と考察しています。

そういえば、フォロワーさんが、初めて菅波と未知が対話した時、二人は真正面に座っていてまるでお見合いのようだ…とTweetしていました。菅波とモネはいつもずれて座っているのに。あの時、菅波と未知は魚が好きなので、その話で盛り上がりそうになり、それを明日美が止めたのでした。止めなかったら、意気投合していた…!?


「未知との遭遇」という映画の内容は…

ちなみに、映画『未知との遭遇』…見たことありますか?
多分ほとんどの方がどんな内容かご存知ないと思うので、どんなエンディングなのか抜粋しておきます。

ここからストーリー抜粋▶https://moviewalker.jp/mv50213/
「……やがて、ロイも含めた地球人の代表団は、母船に乗りこむ。彼ら異星人の星へ行くために。母船の内部では、光が満ちあふれ、そして数多くの異星人たちがロイたちを祝福していた。間もなく、ひかりかがやく母船は静かに上昇していく。そして今、人類は新たなる世紀の時へ歩もうとしているのだった…」完


つまり、地球人異星人と手を取り合い、異星人の星へ行くんです。その母船は《光》に満ちあふれ、そして祝福を受ける。《光》り輝く母船は、新たなる世紀の時へ歩んでいく──

どういうことかというと…

地球人=島で津波に遭遇した未知
異星人=東京で津波を知らない菅波
異星人の星=東京
新たなる世紀=研究の成功

菅波と未知が……もしそんなことがラストに待っていたら、それこそ「天地がひっくり返る」ほど世間は驚きそうですね。


ちなみに未知の部屋にある「くじら」は…

未知の部屋には、砂時計以外にも気になるものがありました。それはベッドの上にあった「くじら」です。こちらのようなクジラのぬいぐるみのようなものがありました。(タイプ違います)

サメ、イルカ…と出てきてとうとう「クジラ」まで。果たしてクジラとはどういう意味があるのか…考察隊(私とフォロワーさん)は考察しておりました。

結果、出た答えは「未知は東京海洋大学(実在)へ進学する」というもの。

東京海洋大学は、未知が研究したいことがつまっている最高峰の大学。そして、クジラのミュージアムがあり、公式サイトを開けばクジラが現れます。

さらに、公式の後期ポスターにも、モネの足元に「くじら」がいます。これは未知がこの大学へ進むという匂わせではないか……

……と、考察していたら、ドラマでは「東京国際海洋大学」という大学の教授がお誘いしていて、未知はその進学に惹かれている……という内容がでてきました。

しかもなぜか研究で評価されているのは、あんなに熱心だった牡蠣ではなく「高温に強いワカメの種苗の発見」。これまた意味深な研究です。

りょーちんは今や半導体(ネックレスについては下記リンクにて)、

半導体は、高温になることで「電気」を流すことができる性質です。モネに「綺麗ごと」と言える熱いりょーちんから、その電流が流れてもびくともしなかったのは「モネ」……つまりワカメ=若女=モネではないか。

そして、未知はもうそれを発見しているのかもしれません。


未知の人生は陰陽五行説を逆に進んでいる…

未知の人生、実はこれ、「陰陽五行説」を真逆に進んでいることになります。モネとは真逆であり、今まさに「交差地点」にいる…ということ。

陰陽五行説おかもね

交差地点は「土」です。未知が逆のルートを行っているとしたら、これは『自然に逆らった』状態なので、とても苦しいだろうなと思います。実際、未知はずっと苦しそう……。

津波の渦に巻き込まれなければ、今頃二人はそれぞれ

モネ:島に住んで亮のそばにいる
未知:東京で研究して菅波と出逢う

という人生があったのではないでしょうか。

交差地点で、二人が「逆」になってしまっているものを交換し合い、永浦水産は両親が継ぎ、亮は姉に任せて、未知は東京国際海洋大学へ進学するのではないか──そして、菅波と出逢うのではないか……

と、推測しています。

はてさて、どうなるのでしょうか。

※あくまでも独自の考察であり解釈は人それぞれで楽しみましょう。



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