「こんなことがあったなぁ」と笑い飛ばせるように

やっと、これまでの人生の振り返りにひと段落つけた。
「振り返ると泣きたくなる私の情けない人生経歴」の、年表に沿って人生を振り返っていたのだけれど、先日ようやく、ひと段落ついたのだ。
(マガジンにまとめたので、よろしければご覧ください。)



僕が自分のことを文章にし続ける理由は、自分の人生を前に進めたいからだ。
書くことには、自分に起こった出来事を消化して、昇華して、次の段階に進めるようにするという効果がある。
書くことは、過去の自分の埋葬のようなものだ。

pha 人生の土台となる読書「書くことで人生が前に進む」より引用


引用した文章は、僕がnoteを書き続けている原動力になっていると言っても過言ではない。
「過去を振り返り、それを文章として書くことで、人生を前に進めたい。」
そう思って、僕はnoteを書き始めたからだ。



過去の出来事を書いているうちに、過去の記憶がフラッシュバックしてしまって、体調を崩してしまい、何度も何度も中断を挟んだ。
最初に書いたnoteが2022年9月なので、約9ヶ月かかったことになる。
苦しい思いをしたし、長い時間がかかってしまったけれど、それでも書いて、ひと段落つけられた。
本当に、よくやったなぁと思う。



改めて、書いた文章を見返すと、最初に書いた頃の文章は、「オレはこんなに辛い思いをした!みんな分かってくれ!」みたいな、不幸の同調というか、不幸のばらまきのような文章になってしまったなと思う。
反省しなければならない。

しかし、弁明をさせていただくと、当時の僕は非常に落ち込んでいた。
30を過ぎて、次の仕事が決まらずに仕事を辞めてしまって、もう、人生終わったなと、心から落ち込んでいた。
落ち込んだ気持ちが肥大化して、希死念慮へとなり、「完全自殺マニュアル」を衝動買いして、縊死の動画を見ていた。
「どこで首を吊ろうかな?」と考えていた。
それくらい落ち込んでいた。

友人からの救いもあり、僕は死なずに今こうしてnoteを書けているけれど、あの時死なないで、本当に良かったなと思えるようになった。
文章はつたないし、語彙力は乏しいけど、それでも過去を振り返って、noteを書いて、ひと段落つけられたことで、人生を少しだけ、前に進められたような気がするからだ。



先週ぐらいから始めたウォーキングも、おかげ様で毎日続けられている。
そのおかげか、以前よりもずっと、朝起きられて、夜眠れる生活を送れている。
完全に不眠が改善されたとは言えず、時々朝起きたあともぼーっとしたり、夜寝るのに時間がかかることがある。
けれど、ウォーキングを始める前より、だいぶ改善された。
「朝起きて、夜寝る」
皆ができて当たり前のことが、不完全ながら、僕も出来ている。
これがどれだけ、幸せなことか。



今月いっぱいは、引き続きウォーキングなどを続けて体調の維持•管理に努める。
そして来月から、就活を始める予定だ。
社会福祉協議会に相談して、「生活困窮者自立支援制度」を利用させていただいて、社会復帰したいと考えている。
また、頼れそうな福祉団体および、それに準ずる営利組織があれば、適宜相談をさせていただこうかなと考えている。
これが正解かどうかは分からないけれど、今できそうなことを、やっていく。
土俵に立つためのスタートラインに、ようやく辿り着けたような気がする。

(※社協への相談は来週行う予定でしたが、少しでも早いほうが良いと思い、本日(6月28日)相談しました。)



今後、どうなるかは分からない。未来のことは、誰にも分からない。
それでも僕は、やっていく。進んでいく。
いつか、過去を振り返ったときに、「辛かったけど、こんなことがあったなぁ」と笑い飛ばせる人生を送るために。

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