見出し画像

CXに寄せる想い - シリーズAラウンドの資金調達を終えて②

こんにちは。株式会社KiZUKAI 代表取締役の山田です。

あまりにも書きたいことが多くなりすぎて、前後編にわけることにしました。笑
前編では、今までの起業人生の振り返りとメンバーへの感謝を中心に書きました。後編では、私のCXへの想いを書きたいと思います。

▽前編はこちら

▽資金調達のプレスリリースはこちら


プロフィール(株式会社KiZUKAI 代表取締役社長CEO 山田耕造)

株式会社KiZUKAI 代表取締役社長CEO 山田耕造

CRMに着目し同分野でリーディングカンパニーである株式会社ベルシステム24に就職。トップセールスとなりMVPを受賞。CXに関する幅広い経験と知識を深める。

株式会社モンリッチを創業し、企業を中心にCX戦略のコンサルティングを開始。後に株式会社KiZUKAIに社名変更し、顧客体験管理を収益につなげる次世代型CXMツール「KiZUKAI」を提供、CXの普及と活性化に率先して取り組む。

日本の強みを活かすことができるのがCX

日本の接客業のサービスは世界一だと思っています。
どこのお店に行っても、こんなに愛想良く、きめ細やかな接客をしてくれる国はない。
これは数字では表すことができないけど、これはジャパニーズクオリティだなと。

だからこそ、CXは本当は世界一じゃないといけないんです。
データの利活用が定着し、日本の強みであるきめ細かいコミュニケーションと融合できれば、海外にとってはかなり面白いと思うんですよね。

日本が世界を先導している業界、領域が少なくなっている現代で、CXは、日本から世界に誇れるものが作れる領域なんじゃないかなと思っています。

CX発展の解はデータにある

CXは、相手にとって最適なタイミングで最適な内容をコミュニケートすることだと思っています。そのためには、相手を理解することが必要です。

1対1で面と向かって話していれば分かるけれども、toCのサービスになると莫大な数の顧客がいる中で顧客一人一人とコミュニケーションをとるのは難しいです。
かといって、ゴリゴリに新規顧客を獲得しにいったり、クーポン配布のような施策を続けていても、経営は持たないしユーザーもついてこない。

私は、この企業とユーザーの溝を埋めるための答えが、データ活用にあると思っています。
私たちがやっているビジネスは、LTVへの寄与度やその先にある会社へのインパクトをデータのもとに目標設定、計測、改善、最適化をすすめていくものです。

ソリューションマップ、顧客体験を司るプロセス全体をKiZUKAIで管理することができます。

そして、上記のような運用が会社に根付くと、収益に紐づく良質でシームレスな顧客体験を実現し、LTV向上への取り組みを強化することができます。それらの考え方は欧米諸国では「Rev Ops.(レベニューオペレーションズ)」といい、こちらに内容をまとめていますので、ご興味ございましたらご一読頂けましたら嬉しいです。

今世の中にあるCX系のサービスも、このデータの利活用やCXと収益の計測という観点がまだまだ足りないと思っています。
グローバルな観点でいくと、この分野が劣っているからこそ日本の経済発展が遅れていると思っています。


なぜ私がCXにこだわるのか

純粋に、CXが好きなんです!笑

前編でも書きましたが、学生時代に海外回ったり、ホテルで働いていて、日本の凄さを肌で感じたからこそ、社会人になって、「あれ?日本イケてないな?」って。

飲食店やサービス業のクオリティは世界一なのに、オンラインが普及してくるが故に、日本の素晴らしい産業が廃れていくのを感じてきました。

この感覚を大事にしたくて、考えちゃうんですよね。笑
だからやっぱシンプルに言うと好きなんです。笑

今回の資金調達で感じたこと

やっぱり人間関係って本当に大切だということです。

今回投資いただいたVCさんたちは、約2年前から定期的に会って話をしていました。
事業の進捗を気にかけてくれていて、連絡をこまめにいただきました。

KiZUKAIが今回の調達を視野にいれたときには、SaaSの評価が揺れていたり、ロシアのウクライナ侵攻があったりしたので、どの企業も投資に対して消極的になるタイミング。
そんな中で私たちの可能性に投資をしていただきました。

また、これまでKiZUKAIの成長を見守って頂き、一緒に仕事を取り組ませて頂いているクライアント企業様、調達に際しては、リファレンス対応もして頂き非常に助かりました。

どこまでいっても、人と人との繋がりが大切だと改めて感じました。クライアントの皆様、投資家の皆様には言葉で表すことができないくらい感謝していますし、必ず恩返しがしたいと思います。

そして、改めてKiZUKAIの可能性を認識することが出来ました。今後確実に必要性が高まる「CX × DX」の領域で、KiZUKAIは着実に成長をしてきました。まだ成長過程のマーケットですが、私は確実に伸びる市場だと考えています。そこにKiZUKAIは日本で一番早く参入しています。

この領域に一番向き合ってきたKiZUKAIの着眼点は面白いし、発展させるべき価値のあるプロダクトだと確信しています。更に信念を持って突き進めていきたいです。

最後に・・・

長くなりましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。

KiZUKAIは、これからも「CXのリーディングカンパニー」として、進化、成長し続けます。
ぜひ、私たちを見守っていただけますと幸いです。

KiZUKAI becomes a leading company of customer experience

▽株式会社KiZUKAI コーポレートサイト

▽KiZUKAI サービスサイト


また、KiZUKAIでは全職種で積極採用をしております。
一緒に私とCXの未来を作ってくれる方を本気で探しております。カジュアル面談でもご飯でもなんでもOKですので、是非お気軽にご連絡ください!直接お話させて頂けましたら嬉しいです。

▽株式会社KiZUKAI 採用サイト 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?