ハ月
夜が褪めていく
生活していると、ふと死にたくなることがあるものです。特に私の場合、おそらくあなたも。 でも「本気で死にたい」わけではありません。「本気で死にたいと思っている」のです。 それは、例えばこんなときやあんなことで、思ってしまうのです。
お月様へ お願い。 私がこんなに悲しくて切なくて 泣いていることを、彼に伝えてほしいの。 …
お月様へ あなたに見られたくない (のぞかれたくない) 夜もあるのよ。 おやすみ。
電気を消さないと分からないこともあるのだ。 例えば月の光が窓から差し込んでいることとか。…
そんな空に、星をつけてみたくて、 私はたくさん泣いたんだ。 涙よ、天の川を描け! 涙よ、…
深夜2時、 星ひとつない曇り空の夜 深いねずみ色にひと粒の緑と紺を混ぜたような。 黒い画…
「ごめんなさい」には何かを言って。 でないと、わたし、とても不安になる。 もっと怒らせて…
生活していると、ふと死にたくなることがあるものです。特に私の場合。そしておそらくあなたも…
自分の体が嫌いだ。 背骨が真っ直ぐにならない。肩が内巻きになる。胸がちっさい。下腹がぽこ…
匂いを纏う男は嫌いだ。 その男は決まってあの匂いを纏っていた。彼に会うといつもその匂…
毎日を生きている中で、「ああ、この瞬間はきっと忘れない」と思っていても、すっぽり頭から抜…
私の日常をドラマとして切り取ると、もちろんスポットライトは私に当たり、私に関わらない人達…
素敵な言葉に出会えたし、素敵な感情にも出会えたんだけど、やっぱり「女」って胃もたれしちゃ…
スパイスの効いた表現が読みたくなって村上春樹を。 村上春樹は香辛料の香りがする表現をする…
『あの子の香りを、私のものに』 STORY ー羨ましい。あの子が羨ましい 気にするな、私は私…
彼が「月の光が海に溜まっている」と言った。その海を、私は彼の肩越しに見たんだ。 枯れても…
尋ねてみればいい。 「朝の色は何色?」と。 ――――――――――――――――――――――…