【ソシガヤ格闘記】今すぐに攻めていかないと共死してしまう

お久しぶりです。
祖師谷・砧を盛り上げるために活動するキザシプロジェクトです。
今回は、一個人の吉田凌太として、文章を書きます。

活動を始めて、大体半年経ちました。
そして3日前に、僕自身も25歳になりました。
もう一度自分の行動を顧みて、決意宣言をします。

当初と比較して、「無理をしすぎない」「必要以上に抱え込みすぎないようにすること」というスタンスが強めになっていました。自分の中でも、本業、それ以外の活動と無意識に比べ、コントロールできない要素が多く、限界を感じていました。なんとなく難しそうだなと。

難しさの中で、地道に小さな可能性を見つけては、その人たちに声をかけていく動きをしていました。今行っている活動もその帰結です。

色々な方に会えました。
素敵な取り組みにも出会えました。

でも、賢くやろうとしすぎていました。僕の癖です。
自分を棚に上げて、賢く戦略的に考えてやれば、きっといつかできると過信していました。猛烈に反省しています。情報が溢れて事例がすぐ生まれる世の中だからこそ、知っていることに自信を持ち過ぎていたかもしれません。

知る、できる、やるは全く違うはずと知っているのに。
頭の中でわかっていても、体が保身に動いていました。

もう過去は過去だから、とりあえず忘れて、ここから攻めていきます。
分析や調査も、アクションの上では輝きを増すが、何もない上ではただのお飾りに過ぎないです。

広場を使った定例イベントを来年までに絶対に開催する

当初の目的です。これができたら僕は活動を辞めてもいい。
でも、いつの間にか無理と諦めていた。これは絶対に成し遂げたい。
祖師ヶ谷大蔵駅前の広場は前からずっと空白地帯です。

元々広場には店があり、それを交渉の末移動させたという過去があります。
そのため広場使用において、いくつか条件(むしろ暗黙の了解)があり、使用が難しい現状にあります。

駅前広場の利用が進まない理由

  • 広場を利用し、外部の業者が広場で商売することで、利益が中抜きされてしまう現状があるため。

  • 広場利用に際して、安全性や責任問題から、商店街や自治会から人を派遣する必要があるが、出せるほど人的リソースを持ち合わせていないため

  • それ以前に、真剣に考え、実際に行動に移す主体、ある種責任を負ってまで何か新しいことを背負う人がいないため

また「祖師谷に昔から住む人たちの歴史を残してほしい」や「自治会と商店街の壁があるから難しい」といった声もよく聞かれます。
この問題もまた、僕自身はそこまで大きい問題ではないと感じます。それぞれの要求に耳をしっかりと傾けてみると、要求の方向性はかなりバラバラで、対話していると解消できます。

  • 広場を利用し、外部の業者が広場で商売することで、利益が中抜きされてしまう現状があるため

この問題は、商店街に訪れる全体数に対する視点が欠落しています。
広場利用が商店街に来るはずだったはずのお客さんのパイを奪うという主張ですが、「もし来る人が増えたらどうなるのか」という点が抜けています。

祖師谷にくる人の数が同じという前提ならまだしも、それは不可能です。むしろ何かをアクションすることで、新しく街に繰り出す人が増えるかもしれません。もしくは新しく店を知って今後行きつけになる人が増えるかもしれない。長期的に見たら、利益が多く生まれると感じています。

  • 広場利用に際して、安全性や責任問題から、商店街や自治会から人を派遣する必要があるが、出せるほど人的リソースを持ち合わせていないため

これは対策が別途必要です。
業者の定義をどのようにするかはよく分かりませんが、安全性や責任問題は付きまといます。誰が責任を取るのか。
でもこの議論は、そもそもの先入観として「最初から大きなイベントをすること」を想定しているのではないでしょうか。

最初からステージ、パフォーマンスなんてやっていたら人が必要なのは当たり前です。また終わった途端に、2回目実行に移すコストが上がるのは目に見えています。もっとライトな形で始め、徐々に人を増やしていけば、この問題は解消できるように感じます。

また人が足りない、金が足りない、といった問題ですが、これは全て企画次第です。企画が魅力的だったら、ある程度の人と金は集めることができる。人も金も入ってこないのは、その企画に魅力がない、もしくは魅力があっても地道に宣伝していないから、それだけだと思います。

快楽に先走って、自分がやりたいことをやるのも大切ですが、全ては地道に営業することに尽きると思います。何もやっていない段階で、対策を検討するのは絵空事なので、これ以上は避けます。

  • それ以前に、真剣に考え、実際に行動に移す主体、ある種責任を負ってまで何か新しいことを背負う人がいないため

これが問題の本質です。
責任を持つ人がいない。結局地道さに行き着きます。
この半年を通して、これができる信頼性を獲得することに努めてきました。ファーストチャレンジで、勢いで「広場を使わせてほしい」とお願いした時には、「実績がない」「信頼できない」「話すから待ってて」などと散々言われました。

でも現状全く変わってない。
むしろ伝統や歴史を守るために、変化がより必要になっていることを気づき始めてきている。

歴史調査を通して、祖師谷に昔から住む方々にもいろいろお話を聞けました。街掃除を通して、地元の方々ともお会いできた。イベントを通して、祖師谷に住む家族の方々ともお会いできた。まだ足りないかもしれないけど、なんかできそうな気しかしないです。

これ以上戦術や戦略を考えていても、何も動かないので。
だからやります。以上です。

この活動に関して、僕は未来を賭けて無償でやっているので、
もし一緒に動いてくださる方、応援してやってもいいよ、
という方がいたら一声ください。
ずっと無償でやる気は全くないですし、無償は全くいいことだと思ってません。なので改めて宣言します。


いいなと思ったら応援しよう!