やりながら考える、練習する

わたしの悪いクセがある。
きっとうまくいくだろうと思える計画を妄想し続けてしまうことだ。

冷静に考えると、そんなものがあるはずない。

たとえば、プログラミングの勉強を効率よくすべて計画通りにこなせれば理想の生活ができる、という確証はない。

しかし、考えることも練習することも、決して悪いことではない。
上達には必須の要素であると思う。

大事なのは、それ以上に行動することだ。
初心者こそ、質より量が必要な段階のはず。

まずはとにかく慣れること。
何事も、始めて、続けることさえできれば、いつかどこかにつながっていく。

このような考え方を自分にしみ込ませるため、ここ最近は意識的に暇をなくしている。
暇だとつい、「あれをこうやったらうまくいくかもなぁ…そうしたらこんな風なことができたりしちゃうかもなぁ…」と妄想してしまう。

妄想が楽しいくらいであればいいのだが、その妄想がどんどん具体化し、ネットで検索し、他者の成功事例で強化されていくと、「こうならねばならない」という思い込みにつながる。
こうなると、思いあがった理想と、行動不足の現実のギャップがひどいありさまとなり、精神衛生上大変よろしくない状態が出来上がる。

だから、妄想する暇をなくす。
基礎的なことでもいいから、短時間でもいいから数をこなす。

わたしの妄想を一言で表すと、「いろいろなことができる人になること」だ。

いろいろできるようになりたいなら、その分たくさん行動するしかない。

そのために大事なことはとにかく続けることだ。

銀の弾丸のような一発逆転の方法を探しつづけるのではなく、地道に長く活動する。

やめさえしなければ、いろいろできる人になっていることだろう。

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