なぜ絵作りに強い興味がわくのか?

最近、絵を作ることに興味がある。

ここ1年ほどで、その気持ちが急に湧いてきて、どんどん強くなった。

子どもの頃描いていた、なんてこともなく、絵とは無縁の人生だった。
絵が下手、という自覚だけはある。

まともな基礎知識もないので、描きたいと思うもののどこから手をつけていいのか分からない。

でも、なにか描きたいと感じている。

絵というのは私が思うよりずっと広くて深い世界のようで、少し調べるだけでもとてつもない量の情報が出てくる。

ますますなにをしたいのか、明確にできない。

絵を描きたい、というあいまいさでは、いくらでも選択肢がある。困った。

なぜ描きたいのだろう。

なぜ絵を作りたいのだろう。

絵を描いて、誰かに見せたい?
いわゆる承認欲求?

それとも自分の磨いたスキルというものを持ちたい?

少しやってみたら楽しかったから?

うーん、なんだろう。

ここまで思うままに書いて、ふと浮かんできたのは、妻が絵を描く様子だ。

本人は否定するものの、妻はわたしから見たらすごく絵が上手い。
ひとつの資料を見たら、頭の中で回転させて、違う角度から描ける。

絵の描けないわたしからしたら魔法のようだ。
サラサラと綺麗な線画ができあがっていく。

そして、その線画で子どもが楽しそうに塗り絵をしていた。

ここかもしれない。

頭の中で回転させて綺麗に書き出された線画を見て、すごい!と思った。
ワクワクした。

楽しそうに塗り絵をする子どもを見て、描いた絵で喜ばれる様子を見た。

これらから、自分もそんなふうに描いて、誰かに喜んでほしいと思ったのかもしれない。

今している仕事はとても分業化されていて、何が役に立っているのかよくわからない状態だ。

それに対して絵は、自分の腕前ひとつで完成させて、他人に喜んでもらえる可能性がある。

うん、なるほど。

自分で作ったもので、誰かの気持ちを良い方向に持っていくことに憧れたのか。

シンプルに、絵が描けるって素敵だなぁ。

自分が使ってみたい道具や技術で、絵を作ることにチャレンジしてみよう。

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