ESTA(電子渡航認証システム) 本家じゃない別の代行業者サイトで高額な登録しないために注意する方法
みなさん、コロナ禍が終わり、海外旅行に行く人も増えてきましたよね。
とはいえ、ここにきて円安の影響で、日本人の海外旅行が以前のように活発には戻りきれていないという印象もあります。
そんな中、今年2月に同僚とAppleVisionProを購入しにプライベートでハワイに行ったのですが、その際に同僚が間違って本家のサイトではなく、代行業者のサイトでESTAの登録をしそうになり、あやうく高額な支払いをしてしまいそうになったという話がありました。
AppleVisionPro発売日にハワイで買った話は以下↓
この経験を踏まえ、今回はESTA申請時に代行業者に引っかからず、正規の手続きで行う方法についてお話ししたいと思います。
1. ESTAとは?
まず、間違えないように↑このサイトが本家です。
言語設定を日本語にすれば日本語でも表示されます。
ESTA(電子渡航認証システム)は、アメリカにビザなしで渡航するために必要な認証システム(認証サービス)です。
アメリカへ観光やビジネスで90日以内の滞在を計画している日本国籍の方を含む一部の国籍者が利用できます。
2. 申請の際に注意すべきこと
渡米前に、同僚の大竹くん(実名)に「ESTA登録しような!」と声掛けあったところ、本家ではないサイトで登録しそうになったそうです。
ESTAの申請は実際は比較的簡単です。
ただインターネット上には多くの代行業者が存在し、公式サイトを装ったり、正規の費用に加えて高額な手数料を請求するケースがあります。
身近な人でもそういう人がいたのですが、他にも多くの人が誤ってこうした代行業者に申し込み、結果的に余計なお金を支払ってしまうことがあります。
3. なぜ間違いやすいのか?
間違って代行業者のサイトで登録してしまう原因の一つに、公式サイトが検索で引っかかりにくいことがあります。
特に、Googleやその他の検索エンジンで「ESTA申請」と検索すると、公式サイトよりも上位に代行業者の広告やリンクが表示されることが多く、これが利用者を混乱させる一因となっています。公式サイトは「.gov」というドメインを持っているため、必ずこれを確認するようにしましょう。
4. 試しに検索してみる
早速Googleで「ESTA申請」と検索してみます。
これが私が検索した場合のファーストビュー(最初に画面内に表示される結果画面)です。
この中に、正解のサイトはないんです・・・
ほら危ないでしょ。
人によってはうまく結果が表示される方もいるかもしれませんが・・・
正解に到達するコツは、米国政府関係機関だけが使えるドメイン「.gov」かどうかが一つの判断基準になりますね。
となると下の赤枠の検索結果になります。
ただ、これもESTAのサイトではないのですが、怪しい代行サイトではないことは間違いないです。
ではリンクを押してみます。
するとこんな感じのサイトになります。
次がポイントです。
以下の赤枠の箇所。これが正しいESTA申請の公式サイトのURLなのですが、なんとリンクではないのです!w
はい。押しても何も起きません。
これをコピペしないといけないんですよね。
ということで、
このリンクをコピペして、ブラウザのURL欄にペースト。
すると以下の画面が表示されます。
これが正しいESTA申請公式サイトです。
これです。↑
画面右上のこのボタンを押すと
日本語の設定が選べますので、日本語を選べば。
このように日本語表示になります。
初めて申請する人。それから以前のESTAの期限が切れてしまった人は、
「新規に申請を作成する」を選んで登録してくださいね。
コロナ禍でしばらく米国に行っていない人も、ESTA期限が切れている方もいらっしゃると思いますので、確認しておきましょう。
では楽しい旅行を!