仕事に対するやりがい(求めること)は人によって異なるものです。
お伝えしたいこと
案外気づかないものですが、同じ業務、役職、バックグラウンドだとしても、人によって仕事に対するやりがい(求めること)は異なります。
このことを個別に理解することで、業務上のコミュニケーションはとてもスムーズになり、仕事に対する満足感は高まります。
事実
今朝、以下の記事を読みました。
現在の仕事にやりがいを感じている人は6割以上、ITエンジニアが働く上で大切にしていることは?
https://dime.jp/genre/919547/
私自身もキャリアの中で、技術サポート業務を長く経験しており、この記事に記載されている例と同様に、感謝されることと、自分自身の技術力が向上したと思う時に喜びを感じていました。
当時私は、技術サポートを仕事に選ぶ人たちは、自分と同じようなことに興味を持つのが当然であると考えていましたし、自分がマネージャになっても、そう思って会話をしていました。
その結果、期待通りに仕事を進め、成長していくスタッフもおりましたが、逆に、なかなかこちらの伝えたいことを分かってもらえない、そして期待通りに成長しないスタッフがいることも事実でした。
そんな時、社内のマネージャ向けトレーニングで、人によって業務を通じて得たいと思う事柄は異なる、ということを知りました。
提案
自分の部下、一緒に仕事をする人について、自分が仕事を通じて得たいこと(仕事に対するやりがい)が何であるかを確認してみてください。優先順位で1から3番目まで
そして、相手に質問をする時には、自分はどうであるかを伝えるようにしてください。
• お金
• 昇進
• 名声
• 感謝
• 社会貢献
• 成長
• 能力向上
• プライベートの時間
• その他
もちろん、何を選んだとしても、それが理由で褒められたり、怒られたりするものではありません。
個々人の大切にしていることを理解しながら、その事柄を仕事を通じてどのように実現するかを一緒に考えながら、業務指導することで、両者の関係は一気に良くなるはずです。
このプライオリティは、時間経過や担当業務によって変化するものでもあります。
また、自分自身が常に考えながら仕事をすることも重要です。
エースインタイム合同会社
http://www.aceintime.com/
小笠原 清人
STRATEGIC BUSINESS SUPPORT SERVICE
Passion for Your Potential ~ 100年人生を豊かな気持ちで過ごすために ~
サービス内容
リーダーシップ/マネージャー 業務サポート
役割と責任の定義 (戦略的組織改革提案)
人事(業務)評価基準の作成
業務データの活用促進 (分析と改善、営業戦略)
IT活用促進 (現状分析、業務効率化)
IT投資評価と計画 (As-Is, To-Beの明確化)
マネージャー向けトレーニング (育成)
マネージャー メンタリング
RPAプロジェクト マネジメント全般 (開発含む全プロセス対応可能)