すべらない話とClubhouseとビジネスアイデアとSuchmos活動休止と
2021年第2弾は、
最近思っていることをオムニバス形式で1個に詰め込みます。
芸人に学ぶすべらない話のTips
「なんか面白い話してよー」って無茶ぶりされること、ありますよね。
そう無茶ぶりされてる時点で、その日の会話のパフォーマンスが悪い説はありますが、一旦それは置いておきましょう。
数々の無茶ぶりを受け、失敗してきた僕が
『人志松本のすべらない話』を見て自分なりに解釈した、すべらない話のTipsを備忘録としてまとめます。
①オチを複数段階用意する(サビ→大サビ)
すべらない話をする際、基本みんなシーンと聞いてます。ずっと会話のボールを自分が持つわけです。
もちろん聞き手は期待しながらも、ずっと話を聞くのは疲れますし、一応基本的には最後笑ってあげようかなあと笑うタイミングを見計らっています。どこでオチが来るんやと。
良くないパターンは、最後オチを言ったはいいもののイマイチ弱くて、聞き手がここで笑えばいいのかと変な感じになり、「~という話なんですけど」パターンです。
これを回避するには、オチを2段階用意しておく戦法が効果的です。
一旦話の真ん中ぐらいで落としどころをつくり、聞き手の緊張を解きほぐし場をあたためる。ただ、そこはサラッと話し続けることで、「あ、本当のオチはまだなんだな」と思わせるのです。本当のオチへの発射台を整える。
モデルケースはトータルテンボス大村さんのいたずらの話。(3分ぐらいまでです)
いたずらエピソード①→いたずらエピソード②と、それぞれ独立した話ですが、①の小オチ→②の大オチの構成です。
②大オチのあと「~という話で」パタッと切らない(アウトロ)
小オチ→大オチと来てウケた後に大事なことがあります。
大オチで聞き手が笑っている状態は、もう結構笑いのハードルが低くてかぶせれば笑いが増幅するタイミングなので、「~という話なんですけど」とパタッと切るのはもったいないです。
そんなに内容はなくていいので、重ねたたみかけましょう。
オノマトペを使うのも有効かもしれません。
モデルケースは東京03の角田さんの銭湯の話。
下ネタですが、最後たたみかけてますよね。
あとは、具体的に聞き手の右脳の情景を描くように話すなど他にも諸々ありますが、簡単に真似できるのはこの2点かと思います。
イントロ→Aメロ→Bメロ→サビ→Aメロ→Bメロ→大サビ→アウトロ
のイメージです。
Clubhouseの流行に思う、二元論って
2週間前ぐらいからかな、
突然TwitterがClubhouseの話題で盛り上がり始めましたよね。
Clubhouseの招待制度のexclusiveな感じが産む、
人間の承認欲求であったりとか、「いや私なんとなく始めましただけで、夢中になっている輩とは違いますよ」という体裁とか、「いやあちょっとやってみたけどすぐ飽きちゃったよ」とやや斜に見る感じとか
人間の生々しい部分が見えてややグロい感じがします。
mixiが流行し、Twitter、LINE、Instagramが出てきて、
さらには人の居場所までわかっちゃうZenlyや、そして音声版立食パーティ的なClubhouseと、人はどんどん常に繋がれるようになっています。幸か不幸か。
自分から繋がれるのはもちろん、逆に言えば、自分に対して繋がってくる道を常に開いている状態です。
「SNS疲れ」が話題になったのも、人と自分を比較し自分の至らない部分をありありと感じてしまうことも一要因ですが、やはり双方向のコミュニケーションを常に開いている状況がSNS疲れの要因として大きいのではないかなあと。
根っから明るい人はあんまりこういうこと思わないのかな?笑
少なくとも僕はSNS疲れをよく感じます。社会人になって四六時中メールが来る状況になってより一層。
だから、スマホから離れられる銭湯が好きです。
人と繋がれるサービスがどんどん出てくる中で、
逆に自分にこもれるようなサービス出ないんですかね。
オンラインがそもそも人とつながることだから、オフライン体験じゃないと難しいか。
人とどんどん繋がれるようになると、自分一人の時間が欲しくなるのが人間の根源的な欲求だと思うんです。自分の中でバランスをとる。
で、本当に話したいのはここからです。
人って、Aの欲求が満たされる、飽和すると、反対のBの欲求がでる生き物だと思います。
例えば、『THE FIRST TAKE』に見るリアルな歌唱パフォーマンス
LiSAの紅蓮華のこの動画が約1億再生。チャンネル登録者数も350万人。(すごい...)
「THE FIRST TAKE」は、アーティストの一発撮りのパフォーマンスをよりリアルに、鮮明に届けるYouTubeチャンネル。
『THE FIRST TAKE』の動画見たことある方はわかるかと思いますが、特殊な映像技術や加工はなく、ただアーティストが歌唱している様子を捉え届ける。
ただ音には究極にこだわられていて、息遣いまで鮮明に聴こえる。
アーティストとスタッフとの「さあ、いきましょう」というちょっとしたやりとりも意図して入れている(と思う)のです。
『THE FIRST TAKE』がヒットした例で何が言いたいかというと、
最新の映像技術で趣向を凝らしたPVは数多く制作され、お腹いっぱいになってきた感がある中で、
『THE FIRST TAKE』の、アーティストの歌唱と前後の生々しいリアルの一部始終を届けるのは光り輝くということです。
「ああこれこれ、こういうの見たかったんだよ」と思わせてくれる。
繰り返しますが、
人って、Aの欲求が満たされる、飽和すると、反対のBの欲求がでる生き物だと思うんです。
女の人が「優しいだけじゃだめ、ドキドキが欲しい!」というのもこれです。
人間は身勝手で欲に忠実な生き物なので、A・B両方を機を見て提供する必要があります。必要というか、タイミングがあっていればヒットします。
どっちか、みたいな議論はナンセンスだと思うんです。
TVCMか、Web広告か
リアルな体験か、オンライン体験か
デジタル化か、アナログで残すのか
ブランディングか、プロモーションか
どっちも共存するしやらないといけないことだと思うんです。
ユニクロが
TVCMでは、ユニバーサルでユニセックスでニュートラルなかっちょいいブランディングをしていると同時に、チラシでは泥臭い「安いよ!」みたいなプロモーションをしているように。
ビジネスアイデア-画像版Shazamができないか-
テレビとかインスタとかで芸能人着ている服見て、
「あーこれ欲しいけど、どこのブランドだよ」ってなることないですか?
僕は多々あります。
服に限らず、インテリアとかもそうですし、「あーこの芸能人だれだっけモヤモヤする」みたいな。
つまりは、iPhoneを、詳細を知りたいものにかざすと画像認識機能かなんかで詳細を教えてくれるサービスが欲しいです。
Shazam知ってますか?
街中で流れている音楽をShazamというアプリを通じて聞かせると、誰の何の曲か教えてくれるやつ。
これを、画像認識かなんかで(詳しくないので適当に言ってます)音以外のものにも拡張したサービスが欲しい。需要あるはず。
あんまりビジネスのマネタイズに興味はないですが、服ならばそこからECに繋げるとか、広告プラットフォームにもなり得りますし、ビジネスとしていけそうだなあと思ってます。(適当です。)
誰かここから着想して大金儲けた方がいらっしゃれば、口座番号おしえますので振り込んでください。よろしくお願い致します。
Suchmosの活動休止報告のやり方は「俺よりいい男がいるよ、幸せになってね」男と同じ
まず、僕はSuchmos好きでも嫌いでもないです。
ですが、昨日の活動休止報告の伝え方を見てちょっと思うことがありました。
「立春たるところ、」てというツッコミもしたいですが、
あ、これ
「俺よりいい男がいるよ、幸せになってね」と彼女をフる男と似てるやないかいと。
身勝手かつ基本的に自分のことしか考えてない。
(俺はオネエなのか)
自分が好きなアーティストだったら、すごく嫌ですね。
休止するなら待たせる理由をしっかり伝えた方がファンマーケティング的にベターかと思います。
まあ、「修行の時期」とか言っちゃったほうがアーティストっぽいけど。
再度ですが、僕はSuchmos好きでも嫌いでもないです。
STAY TUNEしか曲知りません。
自分はエンタメと広告COMが好きなので、
アーティストやタレントをどういうコンセプトで売って、どういう活動方針でいってファンを形成・育成するかにすごく興味があったりします。
ゆくゆくは、そういう仕事したいな。
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めちゃくちゃ長くなりましたが、以上です。
一番適当に書いたSuchmosの1パートでも読んでくれた方ありがとうございます。
全パート読んでくれた方は感謝カンゲキ雨嵐です。
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