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防衛省に金を扱う能力なし
財源定まらない防衛費 円安、物価高も直撃 装備品の単価上昇で整備計画に影響も
https://www.sankei.com/article/20241203-WG5JFP6YJNM2XAX62QMUGPZ2SA/
>政府は、令和4年策定の防衛力整備計画で、9年度までの5年間の防衛費を総額約43兆円と定め、歳出改革や決算剰余金の活用、増税などで財源を確保するとした。しかし、過度な円安や物価高騰によって装備品の単価が上昇。さらに財源が定まらない状態が続けば整備計画の達成に影響が出る恐れがある。
>整備計画では、輸入で装備品を調達する際に前提とする為替レートを、5年度が当時の水準に合わせ1ドル=137円とした一方、6~9年度は直近5年間の平均値である同108円に設定した。現在の円相場は1ドル=150円前後で推移しており、現状と乖離している。
馬鹿なんですか?
としか言いようがないです。1ドル108円に設定した人間が誰か発表すべきです。当時のレートは135円強で、その後円安は容易に予想されました。うちの会社でもその後数年までのレートは150円と見積もっていました。商売やっている人間ならば108円なんてレートで想定しませんよ。当時の環境では108円の超円高なんて神風が吹くような要素はなかった。
更に他国ではインフレ率も高いわけですから、108円なんて数字がでるわけがない。
防衛省はだれがこのレートを決めて、だれが承認したのか明らかにすべきです。
この杜撰なレート設定で5年間で43兆円使いますという胡乱な計画を立てたのですから。
責任を明らかにしないと、また同じ過ちを繰り返すでしょう。
防衛省には当事者能力がないのだから、日銀や財務省に丸投げしてもいいじゃないですか?無能な働き者ほど有害なものはありません。
>防衛省が今年2月に設置した、防衛力の抜本的強化に向けた施策を検討する有識者会議では、増額を視野に43兆円の見直しを求める意見が上がる。
ほんと「有識者会議」に有識者っていないんですよね。
先軍主義の戦争ボケなんじゃないんですか?そうでなければ防衛省と自民党国防族の幇間でしょう。
そもそも問題はありえない超円高を前提して計画を立てて、それを実行した連中です。
これは降って湧いた不幸でもなんでもない。無能による人災です。その責任を明らかにすべです。そのレートでできるといったのだから43兆円から増やす必要はない。
43兆円に合わせて計画を縮小すべきです。そもそも「日本周辺の危険が危ない」と安倍晋三が騒いだことがこの軍拡の原因です。その主張に根拠はなく、アベノミクスが失敗したことを取り繕い、ごまかすための外国による「国難」をでっち上げたわけです。
だから防衛研究所まで使って、はじめにGDP2%まで引き上げる、金額を増やすことが大事で、借金でいくらでも軍拡が可能だ、使い方は増やしてから考えると無責任な事を言っていたわけです。
これが弱小極右政党ならまだしも、政府与党の最大派閥である清和会、国防部会、そして国軍のシンクタンクが主張していたわけで、それを「見識のない有識者」が尻馬に乗っかって軍拡しろと大騒ぎです。
これで国防なんて無理ですよ。
いっそ防衛省と自衛隊は解体して海上保安庁を国境警備隊にして再編すべきでしょう。
国営サバゲチームに何兆円も使う必要はありません。
そもそも論でいえば装備調達はグランドデザインを考えるべきです。その上で個々の装備の調達計画を立てて、何を、いくつ、いつまでに戦力化して、総額はいくらか決定して予算を国会が承認したうえで契約を結び、そのうちいくつかを現在の5カ年計画で調達するとするのが筋です。
他国が当たり前にやっていることができないのですから、それは無能ということです。
■本日の市ケ谷の噂■
防衛省の病院や医官はバイトをしないのが良い医官という風潮がある。このため経験が詰めずに、若い医官の腕は目覚ましく低下し、世間の医師との技術格差が歴然。いつのまにか、バイトの申請の手間もあり、腕を磨きたい医官はさっさとやめるようになってしまった。今では、バイトをせず、暇な職場にいつも待機する医官がお手本などという1佐や将官が大多数となり、技術のない口だけドクターが大多数、口すら使えない無能ドクター、ペーパー医師免許の普通のおじさん・おばさんが増えている。
医官のバイトをやっかむ職員にはいつも「医官だけバイト出来ていいな。」という嫉妬がある。若い医官にはバイトでなく、無給研修が週2日許可されている。夕刻すぎの緊急手術で朝方の帰宅も頻繁。事情を知らない自衛官は、「今度の医官はいつも朝帰りであそんでいるようだ。」と基地司令に通報され面談を受けた医官もいるとの噂。
財政制度分科会(令和6年10月28日開催)資料
防衛
https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/zaiseia20241028/01.pdf
防衛(参考資料)
https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/zaiseia20241028/03.pdf
月刊「紙の爆弾」12月号に以下の記事を寄稿しました。
税金を浪費して欠陥機を導入防衛費「GDP比2%」無駄遣いの全実態
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紙の爆弾 2024年12月号 [雑誌] - 鹿砦社
Merkmal(メルクマール)に以下の記事を寄稿しました。
自衛隊「職務中の死亡事故」はなぜ止まらないのか?4月のヘリ墜落で8人死亡、背後に潜む人災の実態とは
https://merkmal-biz.jp/post/77927
Japan in depthに以下の記事を寄稿しました。
新聞テレビが報じない自民党の防衛費GDP比2パーセント公約の撤回
https://japan-indepth.jp/?p=84903
Merkmal(メルクマール)に以下の記事を寄稿しました。
航空自衛隊のT-7後継機取得 「官製談合」疑惑が再燃するなか、透明な入札は実現できるのか?
https://merkmal-biz.jp/post/77504/2
東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。
「自衛隊員の手榴弾事故」現状の対策は不十分な訳
旧式の危険な手榴弾が訓練でも使用されている
https://toyokeizai.net/articles/-/831217
Merkmal(メルクマール)に以下の記事を寄稿しました。
率直に言う 陸上自衛隊の戦車は「全廃」すべきだ
https://merkmal-biz.jp/post/77045
「石破首相 = 軍事オタク」は本当か? 防衛知識ゼロの他政治家が国を守れるのか? 石破氏を長年知るジャーナリストが“真実”を語る
https://merkmal-biz.jp/post/76790
月刊軍事研究に「ユーロサトリでみた最新MBTの方向性」を寄稿しました。
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軍事研究 2024年 11 月号 [雑誌]
Japan In Depthに以下の記事を寄稿しました。
防衛省、ベトナムに「資材運搬車」を提供
https://japan-indepth.jp/?p=84403
「軍オタ」が歪める防衛議論(前編
https://japan-indepth.jp/?p=84282
軍オタが歪める防衛議論(後編)
https://japan-indepth.jp/?p=84315
European Security & Defenceに寄稿しました。
https://euro-sd.com/2024/09/major-news/40266/jgsdf-calls-for-numerous-afvs/
東京新聞にコメントしました。
兵器向け部品の値段「見積り高めでも通る」 防衛予算増額で受注業者の利益かさ上げ 「ばらまき」と指摘も
https://www.tokyo-np.co.jp/article/352551
月刊ZAITENに寄稿しました。
https://www.zaiten.co.jp/latest/
東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。
海上自衛隊の潜水艦メーカーは2社も必要あるか川重の裏金問題で注目される潜水艦の実態
https://toyokeizai.net/articles/-/774627
月刊軍事研究8月号に防衛省、自衛隊に航空医学の専門医がいないことを書きました。
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軍事研究 2024年 08 月号 [雑誌]
Japan in Depthに以下の記事を寄稿しました。
「敵に手の内をさらさない」という防衛省、自衛隊の「敵」は国会と納税者か
https://japan-indepth.jp/?p=83101
新聞各紙 残念な防衛関連の未検証記事
https://japan-indepth.jp/?p=82844
日本の報道の自由度が低いのは記者クラブのせい
https://japan-indepth.jp/?p=82748
次期装輪装甲車、AMV採用を検証する その2 AMVのライセンス生産によって日本の装甲車事業は壊滅する
https://japan-indepth.jp/?p=81695
次期装輪装甲車、AMV採用を検証するその1
駿馬を駄馬に落とす陸自のAMV採用
https://japan-indepth.jp/?p=81667
東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。
航空専門医がいない空自に戦闘機開発はできない
やる気のある医官が次々に辞める自衛隊の内情
https://toyokeizai.net/articles/-/744651
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