スペースジェット失敗の理由
スペースジェット失敗の理由
三菱重、国産ジェット旅客機の開発を凍結へ=関係筋
https://jp.reuters.com/article/mitsubishi-aircraft-jet-idJPKBN2771VM
>三菱重工業7011.Tが国産ジェット旅客機「スペースジェット」(旧MRJ)の開発を凍結する方向で調整していることが22日、分かった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で顧客の航空会社の経営が悪化しており、航空機に対する需要は当面回復しないと判断した。事情に詳しい複数の関係筋が明らかにした。
コロナという想定できない災難も大きかったわけでしょうが、そもそも旅客機開発をなめていました。
ぼくは既に2008年の「諸君!」の記事で警告していました。
10年前のMRJに関する記事。
https://kiyotani.at.webry.info/201807/article_5.html
>筆者にはMRJのプロジェクトは途中で挫折し、経産省が投資する資金は死に金になると予想している。その理由として第一に、当の三菱重工にプロジェクトを何が何でも成功させるといった気魄が感じられない。第二に、このような巨大プロジェクトには三菱のみならず他の国内メーカーの協力が必要だが、そのようなコンセンサスが業界にない。第三に政府に防衛航空産業育成のグランドデザインが欠如しており、明確なビジョンがないことが挙げられる。
>防衛省、国交省、財務省など関係省庁の間に充分なコンセンサスが出来ていない。そんな現状のまま、思いつきで小出しの補助金を出しても、軍事において下策とされる「兵力の逐次投入」を行うに等しい。
>6月に開催されたパリ航空ショーにおいて、三菱重工がスポンサーとなってMRJプロモーションのためのレセプションが日本大使公邸を借りて行われた。ところが筆者の得た情報によると参加者約300名の内日本の業界関係者が約250名、フランス人が30名、その他20名ほどがスウェーデン人など他の外国人であったという(なお、在仏日本大使館に確認したところによると参加者は約280名、内外国人が90名とのことである)。いずれにしても国際的な航空ショーでのレセプションとして日本人の比率が多すぎる。
>パリ航空ショーは英国のファンボロウ航空ショーと並び、世界中の航空業界関係者が集まる航空業界最大のイベントである。レセプションを開くのであれば、国内の業界関係者よりも潜在的顧客である各国のエアライン、プロジェクトに投資をしてくれそうな投資会社や銀行、リース会社(旅客機はリースで運用されることが多い)、メディア、特に航空専門誌などの関係者を優先的に招待すべきだろう。
>海外への情報発信の千載一遇のチャンスで、日本人同士で飲み食いしているようではやる気を疑われても仕方あるまい。在仏日本大使館によると外国人の参加者を絞ったのは、「大使公邸のキャパシティの問題」であるとのことだったが、ならば初めからホテルの宴会場を借りればいいだけの話である。大使公邸を借り切るメリットはない。
別な事例を挙げよう。
>端的に言えばMRJ事業は三菱重工一社(三菱グループが支えるにしても)が背負うには、その企業規模からみても荷がかちすぎる。しかも多くの事業部門を抱えるデパートのような三菱重工には専業メーカーのように果敢に判断を下して、迅速に投資を行うといった経営判断が出来ない。
>同社が造船、工作機械、原発、宇宙ロケット、エアコンなどの他の部門の研究開発費や設備投資を削り、それらの部門の競争力を犠牲にしてまでMRJのプロジェクトに賭けるとは考えにくい。我が国の造船業界をみても積極的な投資を行ってきたのは専業メーカーであり、三菱重工や川崎重工のような総合重機メーカーではない。
三菱重工と経産省がまだスペースジェットを諦めないならば、手はあるでしょう。エアバスだって利益でるまで30年はかかったわけですから、ここで諦めるのはもったいない、という気もします。
例えばコロナが収まるまで、つなぎとして防衛省で買い支えるというもありでしょう。軍用機ならば民間機のように型式・耐空証明を取る必要もありません。
E-2Cの後継としてE-2Dが導入されていますが、元が艦載機なので居住性が悪い。Dは簡易ギャレーと簡易トイレが付きましたが長時間のフライトは苦行です。
E-2Dのシステムをスペースジェットに移植して一ダースぐらい調達すればよろしい。進出速度が高くなり、生存性も高くなる。またより高空を飛べるので探知範囲も広くなる。ノースロップ・グラマンが嫌だと駄々こねるならば、サーブのグローバルアイのシステムを採用すればいいんです。
更に海自のOP-3C、UP-3D、EP-3などの後継機のプラットフォーム、ついでに空自のRC-2の調達を停止してスペースジェットに切り替える。P-1やC-2は調達&維持費用がバカみたいに高いわけ、スペースジェットの方が安いでしょう。コンポーネントの多くは汎用品ですからね。さらには河野太郎氏が主張していた政府専用機も3機ぐらい揃える。
そうであれば20~30機は調達できるでしょう。
このくらい買うならば10年ぐらいは喰いつないで行けるでしょう。その間に運用しながら型式・耐空証明を取ればいい。
スペースジェットには多額の税金が投入されています。今後の日本の航空産業を考えるならば世界で売れる完成機を作れるメーカーは必要です。
またしてもあたらしいツイッターのアカウントが制限されました。自分の主張がまちがっているので、口封じをしているわけです。
読者の皆様に置かれては堀口英利さんの差別的ツィートをツイッター社に報告していただくようお願いします。
堀口 英利 | Horiguchi Hidetoshi (@Hidetoshi_H_).https://twitter.com/Hidetoshi_H_
Hidetoshi@Hidetoshi_UK
https://twitter.com/Hidetoshi_UK
潰瘍性大腸炎を利用してぼくの発言を捏造、誹謗中傷を執拗に繰り返す堀口英利さんに抗議します。
このような難病の悪質な利用は難病者への誤解偏見を助長します。
堀口英利さんこそ差別主義者です。
堀口英利さんへの公開質問状その1
https://kiyotani.at.webry.info/202102/article_3.html
堀口英利さんへの公開質問状その2
https://kiyotani.at.webry.info/202102/article_4.html
堀口英利さんへの公開質問状その3
https://kiyotani.at.webry.info/202102/article_5.html
堀口英利さんへの公開質問状その4
https://kiyotani.at.webry.info/202102/article_6.html
ロンドン大学で軍事を体系的に勉強しているという堀口英利さんに人権意識はあるのか?
https://kiyotani.at.webry.info/202102/article_7.html
公開質問状その5堀口英利さんは「のり弁」の意味を知っていますか?
https://kiyotani.at.webry.info/202102/article_8.html
堀口英利さんは何故清谷信一に執拗な誹謗中傷を繰り返すのか?
https://kiyotani.at.webry.info/202102/article_9.html
堀口英利さんによる陰湿な口封じ = ツイッターアカウント凍結。
https://kiyotani.at.webry.info/202102/article_10.html
堀口英利さんに対する公開質問状その8堀口英利さんのはぼくに抗議する権利はないのではないか?
https://kiyotani.at.webry.info/202102/article_12.html?1613285975
堀口英利さんに対する公開質問状その9学歴差別、学歴や職歴による言論弾圧を主張する堀口英利さんが、それを人の主張と捻じ曲げる。
https://kiyotani.at.webry.info/202102/article_13.html
堀口英利さんに対する公開質問状その10堀口英利さん、安倍首相は辞任していないと事実を捻じ曲げ、難病をダシに使って他人を誹謗中傷するのはやめませんか?
https://kiyotani.at.webry.info/202102/article_15.html
堀口英利さんへの公開質問状その11 堀口英利さんは誹謗中傷だとぼくのブログ削除を求め、抗議したのに敵前逃亡したことについての弁明は嘘。
https://kiyotani.at.webry.info/202102/article_17.htm