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世界一周した友人の話がつまらなかった

リーダーや先生を辞めたくなった人向け、対話の場づくりスキルアップ講座「みまもりのもり」の第5回(2023.12.8)で、こんなコメントが印象に残っています。

ふりかえりの時にセンスメイキング(意味づけ)を意識しよう
特に、反省点だけじゃなくて、生まれた可能性に目を向けて

それで思い出したことがあって。

もう15年以上前の話ですが、友人が自転車で世界一周をして帰ってきたんです。東京でその報告会があるということで、ワクワクしながら話を聞いたんですが…

その話が、めちゃくちゃ面白くなかったのです…(爆

たくさんの写真があって、どんな事実が起きたかはよくわかったのですが、「彼にとってそれが、どんな意味があったのか」ということが全く聞こえて来ず。

そして、「一方的に話して終わり」なので、もちろん私たちにとっても、そのお話を解釈して、どんな意味があったかを探る時間は、公式にはなく。

ああ、どんなに大きな情報でも解釈がない、つまり「センスメイキング=意味づけ」がないと、こんなにもつまらんのだなあと、思ったのでした。

当初はChatGPTもないし、Googleもここまで市民生活に入ってなかったので、もしかしたら、まだ「情報」だけでも価値があった時代だったかもですが、それでもつまらなかったという…。

まして今の時代、情報なんてもううんざりするほどありますから、「それで、私たちにとって、それはどういう意味があるだろう」をコネコネする時間は、ますます大切になるかもしれないなと思いました。

ふりかえり 意味をつくらな 意味がない

🧘‍♂️

おまけ
その世界一周報告会以外のところ、懇親会やおしゃべり時間は楽しかったし、彼とは今も仲良しで意味あるやりとりをしています🌱

それに、「センスメイキング/意味付けの時間」を、その場で自分が提案でなかったというのが、当時の自分の力不足、責任を果たせなかったことだなと思っています。

最近のnoteの更新をサボっていたのですが、様々な現場からのピックアップした学びはこうして残せるように、来年は頑張りたいと思います。よかったら、応援してくださいね。

また次の旅でお会いします🙋‍♀️

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