世界でも稀な芸術「演劇」「音楽」「美術」の三部門を備えた水戸芸術館(全体施設設計 磯崎新、初代館長 吉田秀和、二代目館長 小澤征爾)
いまさら記すことでもありませんが、水戸市には、世界でも稀な施設があり、それは、水戸芸術館(1990年3月22日開館、全体の施設設計者は世界的建築家の磯崎新)で、その設置は、佐川一信さん(当時の水戸市長)が、欧州の芸術施設を視察し、日本でも同レベルの施設を設置したいと構想し、水戸市の年間予算1000億円の1%の10億円を年間運営予算(現在、事業者などからの寄附が年間約12億円あり、計22億円)とし、館長には、音楽評論家の吉田秀和さんを迎え、吉田さんの考えで、水戸室内管弦楽団を設置し、総指揮・監督には、小澤征爾さんを招き(現在の二代目館長)、世界でも稀な芸術「演劇」「音楽」「美術」の三部門がそろった施設にし、世界的に高い評価をえています。
私は、2011年の夏頃(3.11直後、耐震安全の調査)、水戸芸術館を訪れ、同理事から、施設の特徴と3.11時の影響などの説明を受けながら、数十項目の質問をしました。
水戸室内管弦楽団には、時々、出かけ、クラッシック音楽の世界に浸ります。