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桜井淳現代論集 1 浜岡原発論

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中部電力の浜岡原発にかかわる論文。
産業事故や安全論では誰よりも優れていると自負しています。
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2024年2月の記事一覧

研究ノート 女川2と東海第二と浜岡3 & 4の地震PRAの炉心損傷確率の考察

原電は、東海第二に対し、九電力と異なる方式で安全審査に合格、24時間突貫工事で、特重施設まで建設中で、予定よりも2年遅れの今秋完成予定で、

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基準地震動の定義は、地下において、上の土を取り除いた状態の解放基盤面の地震加速度応答スペクトルのことであり、良く示される値は、振動周期0.02秒の値、原発の実際の基準地震動は、原子炉建屋地下二階床面で定義され、解放基盤面と同じ値の場合もあれば、大幅に異なる場合もあり、その差異は、地震波が伝播する地質構造に起因、浜岡と東海第二と柏崎刈羽の具体例を挙げれば

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Trovatoreさんの質問「南海トラフ地震による浜岡原発の事故の確率は極めて低くなっているので再稼働の安全性は確保されていると思われましたが、リーズンのスイスチーズモデルのように、確率を出す際に考慮したシーケンスとは異なる隠れたシーケンスの存在の可能性はあるのでしょうか。また地震後の富士山の噴火は考慮されているのでしょうか」「麻生さんはスタンフォード大とロンドン大に留学したそうで、以前は経歴にもそれが含まれていましたが、最近は削除されているみたいですが」への回答

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Trovatoreさんの質問「東海原発の解放基盤表面は-370mだそうですが、浜岡原発は-20mですがどうしてこのように浅いのでしょうか」への回答 日本の原発の解放基盤面は、大部分が、370 mより浅く(東海第二原発のみ地下370 m)、解放基盤面の地質学的条件を満たす一般論が、地下370 mであり、その条件を満たせば、より浅くても良いと言う意味ではないかと思います

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私は、静岡県防災・原子力学術会議原子力分科会委員として、浜岡原発緊急事態対応訓練に参加、中部電力名古屋本店の訓練会場が静かすぎ、担当者間の相互の連絡や情報交換法が分からず、webで、PC chat機能で、相互に、情報交換・情報共有しており、昔との違いを認識、模擬記者会見では、技術用語が多く、記者には負担、全体の出来事の時系列フロー図を示し、全体の把握から、時系列に沿って細部へ説明するなど、的確に理解してもらうための工夫が必要

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